「下心」をリークされたベッカム…英国民の反応と栄典制度の穴は?

カテゴリ:ワールド

山中忍

2017年02月14日

メディアの反応とは裏腹に意外な反応を示した英国民。

昨年、来日した際には「ユニセフの慈善活動に尽力したい」と語っていたベッカム。実際に貧困地域に赴くなどその活動は多方面から称賛を浴びているが……。 (C) Getty Images

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 プレミアリーグのトップ4争いや残留争いも激化する2月、メディアの話題をさらったのは、現役引退から約4年の月日が経った元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカムだった。
 
 世界的著名人がゆえの辛さというべきか、所属するPR会社のサーバーが第三者によってハッキングされてメール内容が外部に漏れ、同時にベッカムの「爵位に貪欲なユニセフ親善大使の下心」が明るみに。多くのメディアに叩かれたのだ。
 
 英国内では昨年の内に「サー・デイビッド」が誕生するものと予想されていた。そのため、当人がその気になっても不思議ではなかった。しかし、実現はしなかった。
 
 原因は英国歳入関税庁が「税金逃れ」と疑う投資と言われている。しかし、今回のリークでは、ベッカムが選考委員会を「頭の古い能なしたち」と貶したPR担当宛のメールや、同担当が「爵位を得るための正当性と慈善事業への貢献」のためにトークショー出演を求めていたことが暴かれたのだ。
 
 ベッカム側は「ハッキングされ、内容も改竄されている」とリーク内容を完全否定。かし、『デイリー・メール』紙はベッカムのニックネームをもじって「聖ベックスの恥辱」とこき下ろした。
 
 だが、一般庶民の反応は思いの外、ベッカム寄りの意見が多い。ツイッターでは「#SirDavidBeckham」というハッシュタグまで登場したぐらいだ。
 
 筆者も、頭ごなしに「偽善者」と責める気にはなれない。チャリティーに熱心な動機は本人のみぞ知るところで、あれだけの有名人なのだから敵も多いだろう。ベッカム側が指摘したようにリーク情報が改竄された可能性は否定できない。

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