ホーム全勝は欧州全体でも特殊。
イタリア王者のユベントスは、約1年半に渡り、「ホームで28連勝」と驚異の数字を残している。彼らの本拠地ユベントス・スタジアムは、まさに難攻不落の城と言えるだろう。
だが、今シーズンのセリエAにはもうひとつ、ホームで全勝しているチームがある。ユーベの6連覇を阻止しようと意気込む2位ローマだ。現地時間2月13日のイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙が伝えた。
24節を終えてユーベに勝点7差をつけられているローマだが、今シーズンはここまでホームで11戦全勝と、その戦績は王者にも引けを取らない。さらに、昨シーズンも含めれば、2016年4月20日のトリノ戦から破竹の14連勝を記録しているのだ。
しかも、現在のローマはホームにもかかわらず“ハンディキャップ”を抱えている。
というのも、スタンドを隔てる柵の設置などに抗議するウルトラスによる応援ボイコットが続いているのだ。ローマは最も熱狂的なサポーターがいない中で、本拠地オリンピコでの連勝記録を続けているのである。
ユーベとローマのホームでの強さは、イタリア国内だけでなく、ヨーロッパを見渡しても特殊なものだ。
ガゼッタ・デッロ・スポルト紙によると、欧州の5大リーグで今シーズンのホームで全勝しているのは、ユーベとローマのみ(国内リーグのみの成績)。バルセロナやレアル・マドリー、バイエルン、チェルシーといったメガクラブですら、ホームで引き分けや敗戦があるのだ。
一方で、ホーム無敗のチームは各リーグに存在する。イタリアでは、ユーベとローマ以外にフィオレンティーナ(6勝6分け)が黒星なし。スペインではレアル・マドリー(9勝2分け)、イングランドではトッテナム(10勝2分け)が土をつけられていない。フランスでは、優勝を争うモナコ(11勝1分け)、パリ・サンジェルマン(8勝4分け)、ニース(10勝3分け)の3強が揃ってホーム無敗をマークしている。
ドイツでは主要リーグで最多の5チームがホームで負けなしだ。バイエルン(7勝3分け)をはじめ、日本人選手たちが所属するドルトムント(6勝3分け)、フランクフルト(6勝3分け)、ケルン(5勝4分け)、そしてホッフェンハイム(5勝5分け)が、それぞれホーム無敗を誇り、実に上位7チーム中5チームがホームで必ず勝点を挙げているのだ。
もちろん、ホームで負けているチームにタイトルのチャンスがないというわけではない。プレミアリーグ首位を独走するチェルシーは、ホームで優勝争いのライバルであるリバプールに敗れているが、いま最もトロフィーに近いチームだ。
それでも、すべての勝点の重要性が増すシーズン終盤戦において、ホームでの強さはひとつの「保証」と言えるかもしれない。
だが、今シーズンのセリエAにはもうひとつ、ホームで全勝しているチームがある。ユーベの6連覇を阻止しようと意気込む2位ローマだ。現地時間2月13日のイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙が伝えた。
24節を終えてユーベに勝点7差をつけられているローマだが、今シーズンはここまでホームで11戦全勝と、その戦績は王者にも引けを取らない。さらに、昨シーズンも含めれば、2016年4月20日のトリノ戦から破竹の14連勝を記録しているのだ。
しかも、現在のローマはホームにもかかわらず“ハンディキャップ”を抱えている。
というのも、スタンドを隔てる柵の設置などに抗議するウルトラスによる応援ボイコットが続いているのだ。ローマは最も熱狂的なサポーターがいない中で、本拠地オリンピコでの連勝記録を続けているのである。
ユーベとローマのホームでの強さは、イタリア国内だけでなく、ヨーロッパを見渡しても特殊なものだ。
ガゼッタ・デッロ・スポルト紙によると、欧州の5大リーグで今シーズンのホームで全勝しているのは、ユーベとローマのみ(国内リーグのみの成績)。バルセロナやレアル・マドリー、バイエルン、チェルシーといったメガクラブですら、ホームで引き分けや敗戦があるのだ。
一方で、ホーム無敗のチームは各リーグに存在する。イタリアでは、ユーベとローマ以外にフィオレンティーナ(6勝6分け)が黒星なし。スペインではレアル・マドリー(9勝2分け)、イングランドではトッテナム(10勝2分け)が土をつけられていない。フランスでは、優勝を争うモナコ(11勝1分け)、パリ・サンジェルマン(8勝4分け)、ニース(10勝3分け)の3強が揃ってホーム無敗をマークしている。
ドイツでは主要リーグで最多の5チームがホームで負けなしだ。バイエルン(7勝3分け)をはじめ、日本人選手たちが所属するドルトムント(6勝3分け)、フランクフルト(6勝3分け)、ケルン(5勝4分け)、そしてホッフェンハイム(5勝5分け)が、それぞれホーム無敗を誇り、実に上位7チーム中5チームがホームで必ず勝点を挙げているのだ。
もちろん、ホームで負けているチームにタイトルのチャンスがないというわけではない。プレミアリーグ首位を独走するチェルシーは、ホームで優勝争いのライバルであるリバプールに敗れているが、いま最もトロフィーに近いチームだ。
それでも、すべての勝点の重要性が増すシーズン終盤戦において、ホームでの強さはひとつの「保証」と言えるかもしれない。