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【CL最終節】ナポリが4試合ぶりの勝利で首位突破! アーセナルのルーカス、バルサのアルダが3発で勝利に貢献 etc.

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年12月07日

バイエルン、シティはグループステージで低調ぶりが目立った。

取りこぼしの連続で自らを窮地に追い込んでしまったナポリ(左)だが、ベンフィカには前回対戦に続いて勝利を飾り、首位を奪った。CL決勝トーナメント進出は11-12シーズン以来のことである。 (C) Getty Images

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 12月6日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)はグループステージ最終節の8試合が、欧州各地で行なわれた。
 
 グループAからDのなかでは唯一、決着していなかったBは、ナポリがベンフィカを下し、首位で勝ち抜けを決めている。
 
 連勝スタートを切りながら、続く3試合で勝点2しか奪えず、窮地に立たされていたナポリだが、敵地でのベンフィカ戦では後半に立て続けにゴールを奪い、反撃を終了間際の1点に抑えてみせた。
 
 敗れたベンフィカは2位。下からは勝点1差でベジクタシュが迫っていたが、今グループステージでは驚異的な粘り強さを見せていたこの3位チームが、ディナモ・キエフに6得点を許して初黒星を喫したことにより、辛うじてラウンド32進出の権利を守った。
 
 その他のグループでは、前節までに次ラウンド進出の2チームは決していたが、Aのアーセナルはバーゼルとのアウェーマッチでルーカス・ぺレスの得点力が爆発(ハットトリック)し、パリ・サンジェルマンから首位の座を奪取した。
 
 バイエルンはエース、ロベルト・レバンドフスキの前半のゴールを守り切り、アトレティコ・マドリーをホームで破ったものの、それでも首位A・マドリーとの勝点差は3。いかにそれまでの戦いが不安定なものだったかが窺い知れる。
 
 それ以上に低調だったのがマンチェスター・シティ。すでに勝ち抜けを決めていたとはいえ、ホームでの最終節でもセルティックと引き分けに終わり、今グループステージでは2勝3分け1敗で勝点9という低い数字に終わっている。
 
 一方、バルサは最終節でも攻撃力が爆発。エースのリオネル・メッシが先制ゴールを奪うと、出場機会の多くないアルダ・トゥランがその鬱憤を晴らすかのごとく次々に得点を決め、ハットトリックを決めてみせた。
 
 グループステージの3位チームには、ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド32への出場権が与えられるが、最終節1日目にこの切符を手にしたのは、ルドゴレツ、ベジクタシュ、ボルシアMG、ロストフの4チームだ。
 
 PSVは勝てば3位のロストフに勝点で並び、当該チーム同士の対戦成績でも上回る(前回は2-2の引き分け)ところだったが、ホームで1点を奪うことができず、欧州の舞台から姿を消すこととなった。
 
 ロストフは、欧州カップ戦で決勝トーナメントに駒を進めるのはクラブ史上初。また、強豪パリSGに敵地で先手を取り続けたルドゴレツは、16強入りを果たした13-14シーズン以来、2度目のELラウンド32進出となった。
 
 CLグループステージ最終節の残り8試合は、本日7日に行なわれる予定である。
 
◇グループA
バーゼル 1-アーセナル
得点:バ=ドゥンビア(78分) ア=ルーカス(8・16・47分)、イウォビ(53分)
 
パリ・サンジェルマン 2-ルドゴレツ
得点:パ=カバーニ(61分)、ディ・マリア(90+2分) ル=ミシジャン(15分)、ワンデルソン(69分)
 
順位
☆1位:アーセナル 勝点14
☆2位:パリSG 勝点12
△3位:ルドゴレツ 勝点3
4位:バーゼル 勝点2
 
◇グループB
ベンフィカ 1-ナポリ
得点:ベ=ヒメネス(87分) ナ=カジェホン(60分)、メルテンス(79分)
 
ディナモ・キエフ 6-ベジクタシュ
得点:ベセディン(9分)、ヤルモレンコ(30分)、ブヤルスキ(32分)、D・ゴンサレス(45+3分)、シドルチュク(60分)、J・モラエス(77分)
 
順位
☆1位:ナポリ 勝点11
☆2位:ベンフィカ 勝点8
△3位:ベジクタシュ 勝点7
4位:ディナモ・キエフ 勝点5
 
◇グループC
マンチェスター・シティ 1-セルティック
得点:マ=イヘアナチョ(8分) セ=ロバーツ(4分)
 
バルセロナ 4-ボルシアMG
得点:メッシ(16分)、アルダ(50・53・67分)
 
順位
☆1位:バルセロナ 勝点15
☆2位:マンチェスター・C 勝点9
△3位:ボルシアMG 勝点5
4位:セルティック 勝点3
 
◇グループD
PSV 0-ロストフ
 
バイエルン 1-アトレティコ・マドリー
得点:レバンドフスキ(28分)
 
順位
☆1位:A・マドリー 勝点15
☆2位:バイエルン 勝点12
△3位:ロストフ 勝点5
4位:PSV 勝点2
 
※☆は決勝トーナメント進出を決めたチーム。△はEL転入チーム

シーズン序盤はリオ五輪出場のネイマールに代わって活躍していたものの、その後は出場機会が減っていたアルダがゴールショーを披露した。先制ゴールのメッシもこれを祝福。 (C) Getty Images

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バーゼルが敗れた時点で、負けても3位が確定していたルドゴレツは、パリSG相手に気合いのこもったプレーを披露。アディショナルタイムに同点を許したものの、敵地で先制点、勝ち越し点を奪ったことは十分に評価できる。 (C) Getty Images

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