アルゼンチンの一部メディアは残留を予想。

ボカに加入する際にはチェルシーやナポリなど複数クラブからのオファーを蹴っていたテベス。しかし、中国からの破格のオファーには、さすがに耳を傾けざるを得ないようだ。 (C) Getty Images
ボカ・ジュニオルスのFWカルロス・テベスが、中国の上海申花から破格のオファーを受けていると、現地時間12月5日にアルゼンチン紙『オレ』が伝えた。
来年2月で33歳となるテベスは、昨夏にユベントスからプロデビューを飾った古巣のボカに戻ると、類まれなるカリスマ性とリーダーシップでチーム牽引。加入半年でリーグと国内カップ戦の二冠をもたらしていた。
そんなテベスに食いついたのが、11月に元サンダーランド監督のグスタボ・ポジェを招聘し、来年の新シーズンに向けてチーム強化を画策する上海申花だった。
上海申花のウー・シャオフイ会長は「我々はテベスと契約しようとしており、そのためにあらゆることを行なっている。そして、その交渉に進展があったということは明らかにできる」とコメントし、本格的な契約交渉を行なっていることを明かした。
とはいえ同会長は「しかし、我々はまだ様々な理由によって契約締結には至っていない。クラブ間でまだ解決すべき問題があり、詳細を伝えることはできない」と、交渉がどの段階にあるのかは明らかにしなかった。
ちなみに、『オレ』紙は、上海申花がボカとテベスに対して、移籍金4000万ユーロ(約48億円)と年俸2400万ユーロ(約28億円)という破格の条件を提示していると伝えた。テベスとボカの現行契約は2017年6月までとなっており、同紙はテベスが自身の年齢も加味し、破格のオファーに興味を示すのも無理はないだろうと報じている。
一方で、アルゼンチン・メディアの『トダ・パシオン』は、ボケンセ(ボカの熱狂的ファン)のアイドルであるテベスが、少なくとも来年6月まではボカに残留するだろうと予想している。
今年9月に「日曜日にボンボネーラ(ボカの本拠地)に入ることは、俺にとって幸せなことなんだ」とテベスはボカへの強い愛情を口にしていただけに、愛するクラブでキャリアの終焉を思い描いている可能性は十分に考えられる。
巨万のギャラが保証された新天地への旅立ちか、愛するクラブへの残留か――。テベスの選択に注目が集まる。
来年2月で33歳となるテベスは、昨夏にユベントスからプロデビューを飾った古巣のボカに戻ると、類まれなるカリスマ性とリーダーシップでチーム牽引。加入半年でリーグと国内カップ戦の二冠をもたらしていた。
そんなテベスに食いついたのが、11月に元サンダーランド監督のグスタボ・ポジェを招聘し、来年の新シーズンに向けてチーム強化を画策する上海申花だった。
上海申花のウー・シャオフイ会長は「我々はテベスと契約しようとしており、そのためにあらゆることを行なっている。そして、その交渉に進展があったということは明らかにできる」とコメントし、本格的な契約交渉を行なっていることを明かした。
とはいえ同会長は「しかし、我々はまだ様々な理由によって契約締結には至っていない。クラブ間でまだ解決すべき問題があり、詳細を伝えることはできない」と、交渉がどの段階にあるのかは明らかにしなかった。
ちなみに、『オレ』紙は、上海申花がボカとテベスに対して、移籍金4000万ユーロ(約48億円)と年俸2400万ユーロ(約28億円)という破格の条件を提示していると伝えた。テベスとボカの現行契約は2017年6月までとなっており、同紙はテベスが自身の年齢も加味し、破格のオファーに興味を示すのも無理はないだろうと報じている。
一方で、アルゼンチン・メディアの『トダ・パシオン』は、ボケンセ(ボカの熱狂的ファン)のアイドルであるテベスが、少なくとも来年6月まではボカに残留するだろうと予想している。
今年9月に「日曜日にボンボネーラ(ボカの本拠地)に入ることは、俺にとって幸せなことなんだ」とテベスはボカへの強い愛情を口にしていただけに、愛するクラブでキャリアの終焉を思い描いている可能性は十分に考えられる。
巨万のギャラが保証された新天地への旅立ちか、愛するクラブへの残留か――。テベスの選択に注目が集まる。