過去13年間で2人目の不名誉。ゴールが決まらないイブラヒモビッチの徒労

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2016年11月02日

イブラが無得点の6試合は1勝3分け2敗。

前半42分に挙げたマンチェスター・ダービーでのゴールを最後に“沈黙”が続くイブラヒモビッチ。10節バーンリー戦では12本のシュートを放ちながらもネットを揺らせず……。 (C) Getty Images

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 マンチェスター・ユナイテッドのズラタン・イブラヒモビッチが苦しんでいる。9月10日の4節マンチェスター・シティ戦を最後にプレミアリーグで2か月近くゴールがなく、588分間ネットを揺らしていない。
 
 0-0の引き分けに終わった直近の10節バーンリー戦(10月29日)では、12本のシュートを撃ちながらノーゴール。プレミアリーグの試合で、シュートを11本以上放って無得点に終わったのは、2003年以降では2人目という不名誉な記録だったと、地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』は伝えている。
 
 イブラヒモビッチがノーゴールの6試合は1勝3分け2敗、ここ3試合は無得点と、エースの不振はチームの不調に直結しており、特定の個人に依存するユナイテッドの現状が浮き彫りになっている。『ESPN』によれば、イブラヒモビッチの6試合連続ノーゴールはインテル時代の06-07シーズン以来だという。
 
 ボーンマスとの開幕戦でゴールを挙げ、セリエA、リーガ・エスパニョーラ、リーグ・アンに続いてリーグデビュー戦をみずからのゴールで飾るという快挙を達成したイブラヒモビッチは、4試合で4ゴールという好スタートを切りながら、その後はヨーロッパリーグとリーグカップを合わせても10試合でたった1ゴールとブレーキがかかってしまった。
 
 パリ・サンジェルマンでプレーした昨シーズンは、2試合連続ノーゴールが一度あっただけで、最終的に38ゴールを挙げてクラブのシーズン最多得点記録を塗り替え、リーグ・アンの得点王を獲得するなど、34歳という年齢(今年10月3日の誕生日で35歳)を感じさせない大活躍を演じている。
 
 一時的なスランプか、それとも衰えの始まりか――。“最強CF”が正念場を迎えている。
 
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