ロシアに向けて、また一歩後退したアルゼンチン。
ロシア・ワールドカップの南米予選で低迷するアルゼンチン。11月10日には宿敵ブラジルとの大一番を控える悩める大国が、さらに厳しい状況に追い込まれた。
試合で引き分けたわけでも、負けたわけでもない。にもかかわらず、プレーオフ圏(5位)からも外れる6位へと転落したのだ。
アルゼンチンを“間接的”にランクダウンさせたのは、ボリビアだ。
FIFAは11月1日、南米予選のペルー戦(9月1日)とチリ戦(6日)において、ボリビアが選手起用に関するルール違反を犯していたと発表した。このペナルティーとして、対象となった2試合は結果が変更に。2-0で勝利していたペルー戦、0-0だったチリ戦がいずれも0-3の敗北となり、結果、勝点が加算されたチリが5位に浮上したため、その煽りを受ける形でアルゼンチンが6位に陥落したのである。
選手起用のルールに抵触したのは、今年2月に帰化したパラグアイ出身のDFネルソン・カブレラだ。FIFAのルール上、帰化選手が代表チームでプレーするには原則として5年以上、当該国に居住しなければならない。だが、カブレラがボリビアに移住したのは2013年。そのため認められなかったのだ。
5位のチリとは同勝点(16)とはいえ、アルゼンチンがワールドカップ出場に向けてまた一歩後退したのは事実。ブラジル戦はもちろん、その5日後に待ち受けるコロンビア戦も含め、11月の連戦は絶対に失敗が許されない。
試合で引き分けたわけでも、負けたわけでもない。にもかかわらず、プレーオフ圏(5位)からも外れる6位へと転落したのだ。
アルゼンチンを“間接的”にランクダウンさせたのは、ボリビアだ。
FIFAは11月1日、南米予選のペルー戦(9月1日)とチリ戦(6日)において、ボリビアが選手起用に関するルール違反を犯していたと発表した。このペナルティーとして、対象となった2試合は結果が変更に。2-0で勝利していたペルー戦、0-0だったチリ戦がいずれも0-3の敗北となり、結果、勝点が加算されたチリが5位に浮上したため、その煽りを受ける形でアルゼンチンが6位に陥落したのである。
選手起用のルールに抵触したのは、今年2月に帰化したパラグアイ出身のDFネルソン・カブレラだ。FIFAのルール上、帰化選手が代表チームでプレーするには原則として5年以上、当該国に居住しなければならない。だが、カブレラがボリビアに移住したのは2013年。そのため認められなかったのだ。
5位のチリとは同勝点(16)とはいえ、アルゼンチンがワールドカップ出場に向けてまた一歩後退したのは事実。ブラジル戦はもちろん、その5日後に待ち受けるコロンビア戦も含め、11月の連戦は絶対に失敗が許されない。