21本ものシュートを浴びるも、耐え凌いだレスター。

身体を張ったプレッシングを続けたことで、相手のミスを誘い先制点を呼び込んだ岡崎。得点こそなかったものの、交代する際にサポーターから拍手を受けるなど、一定の存在感は発揮した。 (C) Getty Images

警告:ト=ローズ(37分)、ソン・フンミン(41分)、ワニャマ(67分) レ=マハレズ(54分)、ムサ(63分)、ヴァーディー(65分)、シンプソン(88分) (C) SOCCER DIGEST
現地時間10月29日、プレミアリーグ10節のトッテナム対レスター戦が、ロンドンのホワイト・ハート・レーンで開催された。
前節のクリスタル・パレス戦で今シーズンプレミアリーグ初先発を果たし、初得点をマークしてラニエリから「チームの目覚ましになる存在」と称賛を受けた岡崎はこの試合でもスタメン入り。エースのヴァーディーとともに2トップを形成した。
昨シーズン終盤まで優勝争いを繰り広げた両チームの対戦は、立ち上がりから今シーズン未だ無敗のトッテナムが、司令塔のエリクセンを起点に主導権を握る。
自陣に人数を割くレスターに対して、攻勢を強めたトッテナムは12分にアリ、13分にローズと立て続けに相手ゴールへと迫った。
立ち上がりのピンチは、いずれも守護神シュマイケルの好守に救われたレスターだったが、相手の素早いパス回しに苦しんで、守勢に回る時間帯が長く、攻撃に持ち込めない時間が続いた。
レスターにとってのファーストチャンスが訪れたのは32分。右サイドでボールを持ったマハレズのクロスに岡崎がヘディングで合わせたが、ボールはわずかに枠を超えてしまった。
その後も、試合はホームチームのペースで進み、前半終了間際の44分に均衡が破れる。
43分、ペナルティーエリア内で相手CBのフートと競り合ったヤンセンが倒されてPKを奪取。これをオランダ代表FWが自ら沈めて、トッテナムが1-0でリードして折り返す。
前半、65%のポゼッション率を残して、主導権を握り続けたトッテナムが、後半も同様に攻め立てるかと思われた試合は、開始早々にレスターが振り出しに戻す。
48分、中盤でワニャマに対して岡崎がプレスをかけて、パスミスを誘発。これをヴァーディーがさらって、敵ペナルティーエリア内に侵入。ボックス内に丁寧なクロスを送ると、これに左サイドのムサが身体を投げ出しながら合わせてネットを揺らした。
ナイジェリア代表アタッカーの2試合連続弾で同点とされたトッテナムは、最終ラインを高く設定し、攻勢を強めると58分にエリクセンがミドルシュートを枠に飛ばすなど、再び相手ゴールに迫る。
それでも、レスターが持ち味の執拗かつ集中した対人プレーを発揮すると、運動量も落ち始めたトッテナムはプレッシャーに苦しんで、なかなか流れの中で決定機を生み出すことができない。
そうした相手に主導権がある中で、岡崎は前線からのチェイシングを怠らず、守備的な役割を全う。78分にウジョアと交代するも、攻守両面での活躍を望む指揮官の期待には応えた。
試合は残り10分となってからレスターが、端を切ったように敵陣に攻め入るも、ラストパスの精度を欠いてチャンス創出には至らず。一方のトッテナムも、86分にヴェルトンゲンがヘディングシュートを見舞うも、クロスバーに嫌われてしまいって勝ち越しとはいかずに、1-1のまま終了のホイッスルが鳴った。
21本のシュートを浴びせられながらも、耐え凌いだレスターは、これが今シーズンのアウェー戦で初勝点。11月2日(現地時間)のチャンピオンズ・リーグのコペンハーゲン戦へ弾みをつけた。
前節のクリスタル・パレス戦で今シーズンプレミアリーグ初先発を果たし、初得点をマークしてラニエリから「チームの目覚ましになる存在」と称賛を受けた岡崎はこの試合でもスタメン入り。エースのヴァーディーとともに2トップを形成した。
昨シーズン終盤まで優勝争いを繰り広げた両チームの対戦は、立ち上がりから今シーズン未だ無敗のトッテナムが、司令塔のエリクセンを起点に主導権を握る。
自陣に人数を割くレスターに対して、攻勢を強めたトッテナムは12分にアリ、13分にローズと立て続けに相手ゴールへと迫った。
立ち上がりのピンチは、いずれも守護神シュマイケルの好守に救われたレスターだったが、相手の素早いパス回しに苦しんで、守勢に回る時間帯が長く、攻撃に持ち込めない時間が続いた。
レスターにとってのファーストチャンスが訪れたのは32分。右サイドでボールを持ったマハレズのクロスに岡崎がヘディングで合わせたが、ボールはわずかに枠を超えてしまった。
その後も、試合はホームチームのペースで進み、前半終了間際の44分に均衡が破れる。
43分、ペナルティーエリア内で相手CBのフートと競り合ったヤンセンが倒されてPKを奪取。これをオランダ代表FWが自ら沈めて、トッテナムが1-0でリードして折り返す。
前半、65%のポゼッション率を残して、主導権を握り続けたトッテナムが、後半も同様に攻め立てるかと思われた試合は、開始早々にレスターが振り出しに戻す。
48分、中盤でワニャマに対して岡崎がプレスをかけて、パスミスを誘発。これをヴァーディーがさらって、敵ペナルティーエリア内に侵入。ボックス内に丁寧なクロスを送ると、これに左サイドのムサが身体を投げ出しながら合わせてネットを揺らした。
ナイジェリア代表アタッカーの2試合連続弾で同点とされたトッテナムは、最終ラインを高く設定し、攻勢を強めると58分にエリクセンがミドルシュートを枠に飛ばすなど、再び相手ゴールに迫る。
それでも、レスターが持ち味の執拗かつ集中した対人プレーを発揮すると、運動量も落ち始めたトッテナムはプレッシャーに苦しんで、なかなか流れの中で決定機を生み出すことができない。
そうした相手に主導権がある中で、岡崎は前線からのチェイシングを怠らず、守備的な役割を全う。78分にウジョアと交代するも、攻守両面での活躍を望む指揮官の期待には応えた。
試合は残り10分となってからレスターが、端を切ったように敵陣に攻め入るも、ラストパスの精度を欠いてチャンス創出には至らず。一方のトッテナムも、86分にヴェルトンゲンがヘディングシュートを見舞うも、クロスバーに嫌われてしまいって勝ち越しとはいかずに、1-1のまま終了のホイッスルが鳴った。
21本のシュートを浴びせられながらも、耐え凌いだレスターは、これが今シーズンのアウェー戦で初勝点。11月2日(現地時間)のチャンピオンズ・リーグのコペンハーゲン戦へ弾みをつけた。