“シャルケ・キラー”香川のスタメンは? ドイツ中の注目を集めるルール・ダービー

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2016年10月28日

ドルトムントの朗報はゲレイロとシュールレの戦列復帰。

8節のインゴルシュタット戦でもさしたるインパクトを残せなかった香川。相性の良いシャルケ戦で結果を残し、復調のきっかけを掴めるか。(C)Getty Images

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 ドルトムントとシャルケによる伝統の“ルール・ダービー”が、10月29日に開催される(キックオフは日本時間の29日25:30)。
 
 ホームのドルトムントはブンデスリーガ8節終了時点で7位。リーグ戦ではここ3試合未勝利と苦しい戦いが続いている。
 
 一方、敵地に乗り込むシャルケは開幕5連敗とスタートダッシュに失敗。しかし、ヨーロッパリーグのザルツブルク戦(グループステージ2節)を3-1で勝利した以降は、公式戦6戦無敗と調子を上げている。
 
 両者はリーグ戦で過去88回対戦し、通算成績では32勝26分け30敗とドルトムントがわずかに上回っている。直近の6試合でドルトムントが負けたのは、14年9月の1試合のみだ(スコアは1-2)。
 
 伝統の一戦を前にして、朗報が舞い込んだのはドルトムントだ。怪我で戦列を離れていたラファエウ・ゲレイロとアンドレ・シュールレが10月27日のトレーニングで復帰。とりわけ公式戦9試合で3得点・5アシストと決定的仕事を連発していたゲレイロが戻ってきたのは大きい。いきなりスタメンで起用されるかは微妙なところだが、ベンチ入りする可能性は高そうだ。
 
 ダービーに過去7試合に出場して、4得点・1アシストとシャルケ戦に滅法強い香川真司は、ベンチスタートが濃厚。リーグ戦で7試合ぶりに先発した8節のインゴルシュタット戦でもさしたるインパクトを残せないまま、73分に交代を余儀なくされている。
 
 とはいえ、相性の良さを考えれば途中交代での出場は十分にありえる。求められているのは、得点に直結する仕事。ドイツ中の注目を集める大一番で結果を残し、失った信頼を取り戻せるか。今後を占う意味でも見逃せない一戦になりそうだ。
 
『キッカー』誌によるスタメン予想は下記のとおり。
 
<ドルトムント> 
システム:4-1-4-1
GK:ロマン・ビュルキ
DF:ウカシュ・ピシュチェク、ソクラティス・パパスタソプーロス、マルク・バルトラ、フェリックス・パスラック
MF:ユリアン・ヴァイグル、クリスティアン・プリシッチ、ゴンサロ・カストロ、マリオ・ゲッツェ、ウスマンヌ・デンベレ
FW:ピエール=エメリク・オーバメヤン
 
<シャルケ> 
システム:4-2-3-1
GK:ラルフ・フェーアマン
DF:ベネディクト・ヘーベデス、ナウド、マティヤ・ナスタシッチ、アブドゥル・ラーマン・ババ
MF:ヨハネス・ガイス、ナビル・ベンタレブ、エフゲン・コノプリャンカ、レオン・ゴレツカ、マキシム・シュポ=モティング
FW:クラース=ヤン・フンテラール

文:ワールドサッカーダイジェスト
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