【W杯欧州予選】スペイン8発大勝! 先制弾のD・コスタは2年ぶりの代表ゴール

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年09月06日

「前半に蒔いた種が後半に開花した」――ロペテギ新監督

産みの苦しみを味わい続けたD・コスタ。ここからゴールラッシュは始まるか!? (C) REUTERS/AFLO

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 9月5日(現地時間)、欧州各地で2018年ロシア・ワールドカップの予選が行なわれ、スペインはホームでリヒテンシュタインを8-0で一蹴し、白星スタートを切った。
 
 フレン・ロペテギが新監督に就任してから最初の公式戦、前半はジエゴ・コスタの1ゴールに終わるも、後半に攻撃力が爆発。セルジ・ロベルト、ダビド・シルバ、ビトーロ、D・コスタ、アルバロ・モラタが次々に加点し、大量7点を奪って大勝を収めた。
 
 格下相手とはいえ、8ゴールは驚異的。過去5大会の予選の初戦を振り返っても、最高得点はEURO2016の5点である(マケドニアに5-1の勝利)。
 
 ロペテギ監督は「良いパフォーマンスを見せた上で勝つことができて、非常に嬉しい」と感想を述べ、後半のゴールラッシュについては「非常に良かった。しかし、それは前半から良いプレーを続けたからでもある。前半に蒔いた種が、後半で開花したわけだ」と語っている。
 
 彼は個々の選手についても触れているが、先制ゴールを挙げ、66分に2点目を挙げたD・コスタを「彼は偉大な選手であり、それを自ら証明してみせた」と称賛。2点目を挙げてから3分後に交代させたことについては「彼が疲れたら、アルバロ(・モラタ)を出すのは、プラン通りだった」と説明した。
 
 新監督からお褒めの言葉を頂戴したD・コスタだが、彼にとってこの試合での先制ゴールは、2014年10月に初得点を記録したルクセンブルク戦以来、約2年ぶりとなるスペイン代表でのゴールである。
 
 期待されながらもゴールを奪えず、批判にさらされてきた彼は「長く困難な時期が続いてきたが、それもようやく終わった。代表選手としての実力に疑問符を付けられてきた自分を、これまでずっとサポートしてきてくれた仲間に感謝している」と語っている。
 
 幸先の良いスタートを切ったスペインの次なる戦いは10月6日、アウェーでのイタリア戦。グループ7の大一番であり、スペインにとってはEURO2016決勝トーナメント1回戦(0-2で敗北)のリベンジの機会が早くも訪れる。
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