９月１日、ロシアワールドカップ・アジア最終予選グループAの韓国対中国がソウルワールドカップスタジアムで行なわれ、ホームの韓国が中国に３-２で勝利した。
 
　立ち上がりから試合を優位に進めた韓国は21分、左サイドでフリーキックのチャンスを得る。キッカーのソン・フンミンがゴール前にボールを送ると、このボールが相手のオウンゴールを誘い、先制点を挙げた。
 
　後半に入ると韓国はさらに攻勢に出る。63分、左サイドをチ・ドンウォンがドリブルで駆け上がりクロスをあげると、イ・チョンヨンが豪快にヘディングを叩き込み追加点を奪った。さらに韓国は66分にも追加点。ソン・フンミンが左サイドを突破しクロスをあげると、ファーサイドに流れたボールをク・ジャチョルが合わせた。
 
　一気に畳みかけられた中国は反撃に出る。74分、クリアボールを拾い強烈なシュートを叩き込むと、77分にはフリーキックを突き刺し１点差に迫る。しかし、反撃も及ばず試合終了。ホームの韓国が３-２で勝利した。
 
　グループAのそのほかの試合は、ホームのイランが２-０でカタールに勝利。また、ウズベキスタンは１-０でシリアをホームで下し、白星を挙げた。
 
　この結果、ホームで勝利をものにした３チームが勝点で並んだ。９月６日の次戦は、カタールがウズベキスタン、シリアが韓国、中国がイランをホームに迎える。