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前時代的なサッカー、111年ぶりの不名誉。指揮官交代には賛否両論。迷走するマンUはどこへ向かうのか【現地発】

カテゴリ:メガクラブ

田嶋コウスケ

2026年01月14日

実質12年で職を解かれた指揮官は10名

11日のブライトン戦は1-2敗戦。アモリム解任後、ユナイテッドはまだ勝利を掴めていない。(C)Getty Images

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 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが1月5日、ルベン・アモリム監督を解任した。同日、U-18指揮官のダレン・フレッチャーが暫定監督に就任することもあわせて発表された。

 クラブが公式に示した解任理由は「プレミアリーグで可能な限り高い順位でシーズンを終えるため、このタイミングで変更を加えるのが適切と判断した」というもの。アモリムへの感謝を強調しつつ、成績向上を意図した前向きな決断であると説明された。

 しかし英メディアの報道を総合すると、実際は単なるタイミングの問題ではなく、複数の要因が重なっていたと見られている。1つ目の要因は、就任から約14か月を経てもリーグ戦で安定した上昇が見られず、特に「昨シーズンの低迷」と「今シーズン序盤の停滞」がクラブ上層部の忍耐の限界を超えたことだ。戦術の柔軟性や試合運びへの疑問も、クラブ内部で強まっていたという。

 もう1つは、補強方針やクラブ運営を巡ってスポーツディレクターや幹部との意見の食い違いが深刻化していた点にある。解任直前の記者会見で、アモリムはクラブの他部門に対し「それぞれの部門が自分の仕事をすべきだ」と発言した。これがスカウト部門やスポーツディレクターの仕事に不満を示したと受け止められ、解任の決定打になったようだ。
 
 2013年のアレックス・ファーガソン退任以降、ユナイテッドは今回で6人目の正式監督解任となった。暫定監督を含めると、実質12年で職を解かれた指揮官は10名にのぼる。名門クラブが長期的な低迷期から抜け出せずにいる現状を、端的に物語る数字だろう。

 そこで解任発表後のSNSを覗くと、指揮官交代には賛否両論が渦巻いていた。

 一部ファンは解任を歓迎し、「クラブが変わるきっかけになる」と期待を寄せていた。しかし一方で、突然の決断に不満を示す声の方がむしろ目立ち、「改善どころか悪化している」「立て直せるのか、また不安だ」「クラブ首脳陣の方向性が見えない」といった厳しい意見が多く見られた。
 
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