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【リオ五輪】女子は群雄割拠の時代!? 女王アメリカ敗れ、4強に前年W杯上位3か国の姿なし

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年08月13日

アメリカはPK戦の末に敗退。

アメリカの主将・ロイドに食らいつくスウェーデンのルベンソンのディフェンス。粘り強い守備が女王からの勝利につながった。(C) Getty Images

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 リオ五輪の女子サッカーは現地8月12日(日本時間同13日)に準々決勝の4試合が行なわれ、スウェーデン、ドイツ、カナダ、ブラジルが準決勝に駒を進めた。前回優勝国のアメリカはスウェーデンに敗れている。
 
 五輪4連覇を狙った絶対女王のアメリカがベスト8で姿を消した。前半から押し気味に試合を進めたものの得点を奪えず、逆に61分に先制を許す苦しい展開。77分にエースのモーガンのゴールで追いつくものの、PK戦に持ち込まれ4-3でこれを落とした。
 
 スウェーデンは、大会前のなでしこジャパンとのテストマッチを3-0で快勝するなど、順調な仕上がりを見せていたが、グループリーグではブラジル、中国に続く3位で苦しみながらも決勝トーナメントに勝ち上がってきていた。アメリカは優位に試合を進めながらも勝ち切れなかった。
 
 その他、開催国のブラジルはオーストラリアを相手に、0-0からのPK戦を7-6で制し8強入り。ドイツは中国に1-0で勝利し、2大会ぶりの準々決勝進出。前回銅メダルを争ったカナダとフランスのリターンマッチは1-0でカナダが制し、2大会連続のベスト4入りを決めた。
 
 これで今大会の4強の顔ぶれの中に、前年の女子ワールドカップからは優勝したアメリカのほか日本、ドイツを破って3位に食い込んだイングランドと(※イギリス4協会統一チームを結成できず不参加)、上位3チームが入ることができなかった。
 
 女子サッカーの主要大会においては、2011年のワールドカップからここ3大会連続でアメリカと日本が決勝で覇権を争ってきたが、今大会でその構図が崩れ、群雄割拠の時代を迎えつつあるようだ。
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