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【バイタルエリアの仕事人】vol. 55 ピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾|緊急出場のデビュー戦で完封に貢献。シュミットとの定位置争いに意欲を燃やす

カテゴリ:Jリーグ

野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年08月31日

「あまり慌てることはなかったですね」

当日の朝にスタメンが決まった国立での清水戦で、チームの完封勝利に貢献したピサノ。(C)SOCCER DIGEST

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 攻守の重要局面となる「バイタルエリア」で輝く選手たちのサッカー観に迫る連載インタビューシリーズ「バイタルエリアの仕事人」。第55回は、名古屋グランパスのGKピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾だ。

 前編では、東アジアE-1選手権やバイタルエリアの捉え方などについて語ってもらった。

 後編ではまず、シュミット・ダニエルのアクシデントにより巡ってきたJ1デビュー戦(国立でのJ1第14節・清水戦、3-0)と、その後のポジション争いについて訊いた。

――◆――◆――

 清水戦は当初、ベンチスタートの予定でしたが、試合当日の朝に連絡が来ました。何か特別なことはせず、今までやってきたことを出せば大丈夫だろうと。そのように、楢さん(楢崎正剛コーチ)からも言われていました。

 楢さんとはユースから一緒にやってきて、自分のスタイルをしっかりと理解してもらえています。良いところや悪いところも含めて、理解度がすごく高いので頼もしいですし、学ぶところは毎日あります。毎日、支えられていますね。
 
 清水戦の早い時間帯は、まだ少し緊張が残っていましたけど、時間が経つにつれ、普段通りに落ち着いてプレーできました。あまり慌てることはなかったですね。

 最初はアクシデントという形でチャンスをもらいましたが、1試合に出られて、改めて試合はすごく楽しいと感じました。その後、ダン君が戻ってきたからといって自分が控えに戻るのは、すごく嫌でした。ダン君が復帰してから、より一層、緊張感が湧いてきました。

 絶対に負けたくありませんでした。良い競争ができたかは分かりませんけど、自分はポジションを譲らないつもりで練習から取り組んでいました。自分にとっては、プラスになったと思います。

 スタメンに定着して感じるのは、連戦で準備する期間が短いことによる難しさですね。自分を含め、フィールドの選手も身体を休ませないといけないので。そういった時でも実力を出せるタフさが必要です。また、気持ちが折れないのが、一番大事だと感じています。
 
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