• トップ
  • ニュース一覧
  • 「世界で最も礼儀正しく穏やかな国民だ」ソシエダ番記者が日本滞在中に驚いたことは?「残念な気持ちになったのは…」

「世界で最も礼儀正しく穏やかな国民だ」ソシエダ番記者が日本滞在中に驚いたことは?「残念な気持ちになったのは…」

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2025年08月16日

「決して不機嫌になったり怒ったりしない」

長崎のピーススタジアムは欧州のスタジアムのようだったとレカルデ記者は綴る。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 自尊心のあるヨーロッパ人なら誰もが、日本行きのチケットは別世界への旅であることを知っている。単に距離が遠いからだけではない(飛行機の中でマドリード到着まで16時間残っているのを見て、心臓が止まりそうになった)。日本文化は私たちの文化と全く異なり、ほとんど関係や繋がりがないからだ。

 レアル・ソシエダのジャパンツアーは親善試合を軸に2つのステージに分かれていた。長崎で4日間、横浜で1日半を過ごし、東京からスペインの首都を経由して帰国するという行程だった。

 事前に警告されても、実際に体験するまでその過酷さを実感できないものだ。日本の夏の酷暑はその好例だった。猛烈な暑さとムッとする湿気で、ホテルの前の交差点を渡るだけで汗だくになり、シャツを着替えたくなるほどだった。そんな中、日本のサラリーマンは、街の灼熱の暑さをまるで感じさせずにビジネス用の半袖シャツを着ているのが不思議だった。

 長崎は自然に囲まれた素晴らしい街だった。ロープウェイを使って登る展望台からその美しい景観を楽しむことができた。スペインの混沌とした街並みに慣れている我々の目を引いたのが、日本人の秩序正しさと、決まったルーティンから外れることへのセンシティブさだ。ただし、そのような状況に陥っても決して不機嫌になったり怒ったりしない。世界で最も礼儀正しく穏やかな国民だ。
 
 滞在中、日本人の親切さや礼儀正しさを実感する場面に幾度も遭遇した。確かに、英語を話す日本人が少ないことは驚きで、コミュニケーションを取るためにはスマートフォンの翻訳アプリの助けを借りなければならなかった。

 ソシエダのようなエリートクラブの遠征に帯同すると、世界で認められた料理を堪能できる高級ホテルのレストランで食事をする機会に恵まれるが、我々記者は冒険心を発揮し、言語の壁を超え、繁華街のアットホームな飲食店をいくつか発見した。

 しかし、いやだからこそ、残念な気持ちでいっぱいだった。我々の自由時間はほとんど夜に限られ、しかも平日だったため、繁華街に繰り出しても、賑やかな雰囲気を楽しむことがほとんどできなかったからだ。
 
【関連記事】
「大衝撃だ!」「密告したのは日本人ではなく韓国人だった」元バルサの“韓国のメッシ”、久保建英も受けた出場停止処分に新事実!韓メディアは唖然&悲嘆「大きな成功を収めていたかもしれないのに…」
【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介
【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの“元恋人&パートナー”たちを年代順に一挙公開!
「サプライズだ」名将モウリーニョが久保獲得に動く!トルコ強豪がオファーと大々的に報道、現地は騒然!「スーパーサムライ」
「2部をめちゃくちゃにする」「信じられない」イングランド初ゴールの日本人FWに現地ファンは驚愕!「50点は決める」「DFにはまさに悪夢」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年9月号
    8月8日(金)発売
    [注目クラブを総力特集!!]
    改革元年 RB大宮アルディージャ解体新書
    「レッドブル体制」でのJ1への挑戦
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年8月21日号
    8月7日発売
    25-26 欧州各国リーグ開幕ガイド 詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ