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「意欲が足りない」クラブW杯で欧州王者に大敗…新生マドリーが直面した厳しい現実「いいようにしてやられた」【現地発】

カテゴリ:連載・コラム

エル・パイス紙

2025年08月05日

「何を変えなければならないかを教えてくれた」

シャビ・アロンソ監督はマドリーを再建できるか。(C)Getty Images

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 シャビ・アロンソにとってクラブ・ワールドカップはレアル・マドリーの監督として最初のタイトル獲得を目指した大会であると同時に、8月から本格的に指導にあたるチームを検証する最初の機会でもあった。

 その評価期間は、パリ・サンジェルマンとの準決勝での大敗(0-4)で幕を閉じた。チームにとって痛手だったが、他の試合よりも多くのことが明らかになった一戦でもあった。

 守護神のティボー・クルトワは試合後、「パリはチャンピオンズリーグ(CL)の王者だ。マドリーが再びそのレベルに達するために必要な水準を示してくれた」と語ると、シャビ・アロンソは「パリ戦も含めてこの大会は私にマドリーが今どういう状況にあり、何を変えなければならないかを教えてくれた」と追随した。

 0-4というスコア以上に完全に試合を支配された。マドリーは306本のパスを試みた。データサイト『Opta』によると、過去12シーズンにおいてマドリーが1試合のパス本数でこの数字を下回ったことは4度しかない。
 
 そのうちの2試合が、2013-14シーズンのCL準決勝のバイエルン戦の2試合だった。マドリーはトータルスコア5-0で決勝に駒を進めたが、パス本数はホームのファーストレグが294本、アウェーのセカンドレグが285本だった。今と大きく異なるのは当時のマドリーの中盤は、当のシャビ・アロンソに加え、アンヘル・ディ・マリアとルカ・モドリッチという熟練の職人によって形成されていたことだ。

 そのシーズンを皮切りにマドリーは10年で6度のCL優勝を達成したが、バイエルンとの2試合はあくまで例外だった。後のトニ・クロースとカゼミーロの加入も追い風にして、マドリーは中盤がボールを握って試合を支配するスタイルを確立させた。

 クリスティアーノ・ロナウド、ガレス・ベイル、カリム・ベンゼマが形成する3トップが攻撃面で重要な役割を果たしたが、困難な局面でチームを支えたのは、カゼミーロ、モドリッチ、クロースの中盤トリオだった。
 
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