稲本に大興奮してサッカーを始め、カズ&俊輔との共闘実現、異次元の日本代表デビュー…30代突入ジャーメイン良が濃密キャリアを“自己採点”。海外挑戦の考えは?
カテゴリ:Jリーグ
2025年08月08日
「僕、スクールはマリノスに入ってたんですよ」
神奈川県厚木市出身のジャーメイン良は、地元のチーム、流通経済大柏高、流通経済大を経て、2018年にベガルタ仙台でプロキャリアをスタート。以降、横浜FC、ジュビロ磐田と渡り歩き、今季からサンフレッチェ広島でプレーしている。
豊富な得点パターンを持つ万能型FWとして、着実にキャリアアップするなか、今夏のE-1選手権で30歳にして初めて日本代表入り。すると、香港との初戦で大量4発、韓国との優勝決定戦でV弾を叩き込み、MVPと得点王に輝く大活躍を見せた。
今、最もホットなストライカー――ジャーメインに特別インタビューで迫った(第5回/全5回)。
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豊富な得点パターンを持つ万能型FWとして、着実にキャリアアップするなか、今夏のE-1選手権で30歳にして初めて日本代表入り。すると、香港との初戦で大量4発、韓国との優勝決定戦でV弾を叩き込み、MVPと得点王に輝く大活躍を見せた。
今、最もホットなストライカー――ジャーメインに特別インタビューで迫った(第5回/全5回)。
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サッカーを始めたのは小学1年生の時。当時、日本中が大熱狂した日韓ワールドカップにジャーメイン少年も夢中になった。中でも、稲本潤一がベルギーとの初戦で決めたゴールが強烈に印象に残っているという。
「稲本選手の相手をかわしてインステップで打ったシュートですごく興奮したのを覚えています。周りに野球をやっている友達が多くて、サッカーを習うか、野球を習うかどっちにしようって時に、ちょうどその日韓の大会があって、サッカーに行った記憶があります」
明確にファンだったチームはなく、地元・神奈川のチームを満遍なく応援していたなか、スタンドから目に焼き付けたのは、横浜FCのスーパースター三浦知良だ。
「厚木市はベルマーレのホームタウンで、Jリーグを1番最初に見に行ったのは、ベルマーレ対横浜FCのカズさんがいた試合だったと思います。やっぱ、カズさんの人気がすごかったです。でも僕、スクールはマリノスに入ってたんですよ。なので結構バラバラで、どこのチームってよりは、神奈川県のチームみんなを応援していて、『Jリーガーすごいな』って感じでした」
「稲本選手の相手をかわしてインステップで打ったシュートですごく興奮したのを覚えています。周りに野球をやっている友達が多くて、サッカーを習うか、野球を習うかどっちにしようって時に、ちょうどその日韓の大会があって、サッカーに行った記憶があります」
明確にファンだったチームはなく、地元・神奈川のチームを満遍なく応援していたなか、スタンドから目に焼き付けたのは、横浜FCのスーパースター三浦知良だ。
「厚木市はベルマーレのホームタウンで、Jリーグを1番最初に見に行ったのは、ベルマーレ対横浜FCのカズさんがいた試合だったと思います。やっぱ、カズさんの人気がすごかったです。でも僕、スクールはマリノスに入ってたんですよ。なので結構バラバラで、どこのチームってよりは、神奈川県のチームみんなを応援していて、『Jリーガーすごいな』って感じでした」