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新生マドリーの現状をレジェンドが検証。早くも「支配感を漂わせる」新戦力は?【現地発コラム】

カテゴリ:連載・コラム

エル・パイス紙

2025年08月01日

必ずやチームを助ける存在となるはず

シャビ・アロンソ監督の下で復権を目指すマドリー。(C)Getty Images

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 レアル・マドリーはクラブ・ワールドカップで、チームを構築しながら、公式戦を戦った。我々にとっては来るべきマドリーを立ち止まって考えるに良い機会だ。確かなもの、不確かなもの、そしてシャビ・アロンソの手によって実現すべきバージョンアップの中で、新生マドリーが誕生しつつある。

 後方には、最初の日から「マドリーでCBを務めるのは難しいとは誰が言った?」と問いかけているような選手がやって来た。ディーン・ハンセンだ。

 実際、彼にとっては何事も簡単に見える。常に落ち着きを払ってボールを扱い、どんな状況でも支配感を漂わせる。守備者としての冷静沈着な立ち居振る舞いは卓越した先読みする力の賜物であり、マイボール時にはMFのプレーを楽にするパスを供給し続ける。196センチの長身ながら、コーディネーション能力に優れ、敵味方のペナルティエリアのいずれにおいても空中戦で優位性を発揮する。

 ただその体はまだ発展途上にある。今のところその不足分はサッカーIQの高さで補っているが、トカゲのように動きが速く、大木のように屈強な一線級のFWと対峙する時に同じ優位性を保つには、コンタクトプレーにさらに磨きをかける必要がある。
 
 サイドでは、トレント・アレクサンダー=アーノルドが自分の能力に適した場所を探している。実績、経験ともに十分な選手だが、まるで試合中に自分のユニホームの色を確認し、誰がチームメイトなのかを思い出さなければならないかのようにプレーしている。

 リバプールという偉大なクラブ出身とはいえ、別の惑星にやって来たようなもので、適応にはそれなりの時間がかかるだろう。とはいえ、アーノルドの強みと弱点はすでに知られている。シャビの手腕をもってすれば、彼の強みを活かし、弱みを隠すポジションを見出し、マドリーの攻撃的なスタイルを支える重要な戦力に育て上げることは可能なはずだ。

 前線には、黙々とプレーし続けながら、マドリーの新プロジェクトの一員となる準備が整っていることを示しているFWがいる。まさしく言うは易く行うは難し、だ。ゴンサロ・ガルシアはラ・ファブリカ(マドリーの下部組織の愛称)の誇りを背負いながら、スムーズに周りと連携し、恵まれた身体能力と生まれながらの得点感覚を披露している。必ずやチームを助ける存在となるはずだ。
 
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