【韓国メディアの視点】リオ五輪での"リベンジ"なるか。強力OAが加わった“コルチャギ(谷間)世代”にかかる期待

カテゴリ:連載・コラム

慎武宏

2016年07月28日

ソン・フンミンは、FIFA発表の「リオ五輪を輝かせるスター」にも選ばれた。

リオ五輪のOAに選出されたチャン・ヒョンス(左)、ソン・フンミン(中央)、ソク・ヒョンジュン(右)。いずれも国外のクラブでプレーしている選手だ。

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 リオデジャネイロ五輪で8大会連続のオリンピック出場となる韓国。前回のロンドン五輪では日本と3位決定戦を戦い、史上初のメダル獲得も成し遂げただけに、今回も国民たちが寄せる期待は大きい。
 
 例えば、『韓国放送広告振興公社』がソウルなど首都圏に在住する1059世帯・男女合わせて4300数人を対象にして行なった「リオ五輪でもっとも期待している種目と選手」で、堂々の1位に輝いたのはサッカー(53.8%)だった。
 
 19~50歳の男女304人のアンケートをまとめた『2016年リオ五輪メディア利用予測の報告書』でも、もっとも関心が高かったのはサッカーだ(55.0%)で、ポータルサイト最大手『NAVER』で毎日更新される「リオ五輪の韓国代表でもっとも期待される種目は?」というネットアンケートでもサッカーが常に1位にある。
 
 もっとも、シン・テヨン監督率いるチームは、ほんの数か月前までは“コルチャギ(谷間)世代”と言われていた。過去のU-23世代と比べると選手たちのネームバリューが落ち、多くの選手がKリーグでレギュラーとして活躍できていなかった状況もあって、“史上最弱の五輪代表”とも言われた。
 
 それだけに今年1月のU-23アジア選手権でリオ五輪出場切符を手にした時には、国内メディアから「歴代最弱世代の快挙」「谷間世代の反乱」とも報じられたが、決勝で日本に逆転負けを喫したことで“ドーハの衝撃”“ドーハの悪夢”と嘆かれた。
 
 ただ、そんなチームも今では国中の期待を集めるようになった。それはオーバーエイジ(以下、OA)の存在も大きいだろう。韓国はソン・フンミン(トッテナム)、ソク・ヒョンジュン(ポルト)、チャン・ヒヨンス(広州富力)と、いずれも海外でプレーする選手をOA枠として補強している。
 
 とりわけイングランドのトッテナムに所属するソン・フンミンは、パク・チソン引退後に“韓国代表の新世代エース”に躍り出たスーパースターだ。前出の「リオ五輪でもっとも期待している種目と選手」でも並みいる韓国のメダル候補たちを差し置いて堂々の1位に輝き、FIFAが発表した「リオ五輪を輝かせるスター」のひとりにも選ばれているだけに期待は大きい。

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