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【バイタルエリアの仕事人】vol.54 安藤智哉|初の日本代表、E-1はすごく良い大会だった。長所と苦手な部分が出た

カテゴリ:Jリーグ

野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年07月30日

世界で戦うには攻守両方できないといけない

E-1を戦った森保ジャパンで、A代表に初選出された安藤。2試合にフル出場し、大会連覇に貢献した。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 攻守の重要局面となる「バイタルエリア」で輝く選手たちのサッカー観に迫る連載インタビューシリーズ「バイタルエリアの仕事人」。第54回は、アビスパ福岡のDF安藤智哉だ。

 190センチの体躯を誇る26歳のセンターバックは、愛知学院大を卒業後の2021年に当時はJ3だったFC今治でプロキャリアをスタート。その後、23年にJ2の大分トリニータに加入し、今季にJ1の福岡に赴いた。

 福岡では1年目から3バックの一角に定着。その活躍が評価され、先日に開催された東アジアE-1選手権で、初の日本代表入りを果たした。

 E-1では、初戦の香港戦(6-1)と最終戦の韓国戦(1-0)でフル出場し、日本の大会連覇に貢献。本稿ではまず、国際舞台での戦いを振り返ってもらった。
 
――◆――◆――

 日本代表に選ばれて、びっくりしましたし、嬉しかったです。

 そして大会で活躍したいというマインドに切り替わりました。選ばれたからには、結果を出さないと生き残っていけない。アビスパの代表として、感謝してプレーしたいとも思いました。
 
 E-1では自分の長所であるヘディングなど、今持っている力は出せました。逆に、苦手な部分も明確に出た。すごく良い大会でした。

 香港戦は、J1のデビュー戦と似た感覚で、ほどよい緊張感がありました。チームの準備期間が一日だったので、周囲と合わないなど難しい部分もありましたが、持ち味は出せました。逆に、足りない部分も明確になりました。

 それは、後ろ向きの状態でチェックしたファウルが多かった点です。敵陣ならまだしも、自陣でのファウルは避けたかった。そこは反省ですね。あとはリスク管理のところで、もっと徹底できたはずです。

 韓国戦は、チームとして前半は攻守ともに良かったのですが、後半、特に立ち上がりに押し込まれる形になり、相手はパワーを出してきました。敵地のスタジアムで独特の雰囲気の影響もあり、攻め込まれる時間が長かったです。ゼロで守り切ったのは良い材料でしたけど、もっと自分たちが主導権を握りたかったです。

 初の日本代表を経験して思ったのは、世界で戦うには、攻撃も守備も両方できないといけないということ。現代サッカーのトレンドでもありますし、攻守両面でタスクをこなせる選手が、世界で戦えると実感しました。
 
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