フランスへの挑戦は、失敗だったと言わざるを得ないだろう。次の選択が良い結果につながることを願うばかりだ。

　１月にセルティックからレンヌに移籍した古橋亨梧は、新天地で出場機会に恵まれなかった。デビュー戦で先発出場した以外は、ほとんど中心から外れたままシーズンを終えている。

　その日本代表FWに、来季チャンピオンシップ（イングランド２部）を戦うバーミンガムへの移籍報道が浮上した。2024-25シーズンで３部からの昇格を果たした、セルティック時代のチームメイトである岩田智輝が所属するクラブだ。

　日本での報道を受け、セルティック専門サイト『The Celtic Bhoys』は、「このニュースは多くにとって驚きだろう」と、かつてのエースが２部でプレーする展望の衝撃を伝えている。

「キョウゴがチャンピオンズ・リーグでゴールを決めていたのは、そう遠い昔のことではない。マンチェスター・シティがフリアン・アルバレスの代役として関心を寄せていると言われてから、１年も経っていない。その彼がイングランド２部に行くかもしれないのだ」

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　同メディアは「どれだけサッカー界では物事がすぐに変わる可能性があるかということを示している。そして、正しい移籍をすることがいかに大切かということを、だ」と続けた。

「隣の芝生は必ずしも青くはないのである。マエダ（前田大然）、ハタテ（旗手怜央）、キャメロン・カーター＝ヴィッカーズなど、一部の選手たちはこの夏のセルティック退団がうわさされている。だが、キョウゴの件は、なぜ次の決断を慎重に下す必要があるかを示しているはずだ」

　確かに、古橋のフランス挑戦は移籍の難しさを表しているだろう。だが、「物事がすぐに変わる可能性がある」からこそ、どのクラブでプレーするにしても、2025-26シーズンが古橋にとって状況好転の一年となることが期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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