移籍金は約2500万ユーロで6年契約との報道
バルセロナが今夏の補強第一号として、新GKを確保したようだ。
スペイン紙『ムンド・デポルティボ』は現地時間6月17日、エスパニョールのスペイン人GKジョアン・ガルシアがバカンスを終え、バルセロナに帰郷したと報じた。報道によれば、18日に正式契約を結ぶ方向で、移籍金は約2500万ユーロ(約41億2500万円)の6年契約になるという。
ただし、バルサから正式に加入が発表されるのは、6月20日の金曜日となる可能性が高いようだ。J・ガルシアは2016年に下部組織に入団して以降、エスパニョール一筋で育ってきた。その愛するクラブのファンに向けて別れのメッセージを伝えた後、バルサから正式に加入が発表されると伝えている。
現在24歳のJ・ガルシアは、スペインの次世代を担うGKとして大きく期待されている逸材だ。24-25シーズンのラ・リーガでは、全38試合にフル出場して51失点。失点率はリーグで10番目に多いが、エスパニョールの枠内シュート数はリーグで2番目に多い192本だ。
それに対して、J・ガルシアの総セーブ数140は堂々のリーグトップ。昇格1年目のエスパニョールを1部残留に導いた最大の立役者と言っていい。データサイト『Opta』が選んだ24-25シーズンのラ・リーガのベストイレブンに選出されてもいる。
スペイン紙『ムンド・デポルティボ』は現地時間6月17日、エスパニョールのスペイン人GKジョアン・ガルシアがバカンスを終え、バルセロナに帰郷したと報じた。報道によれば、18日に正式契約を結ぶ方向で、移籍金は約2500万ユーロ(約41億2500万円)の6年契約になるという。
ただし、バルサから正式に加入が発表されるのは、6月20日の金曜日となる可能性が高いようだ。J・ガルシアは2016年に下部組織に入団して以降、エスパニョール一筋で育ってきた。その愛するクラブのファンに向けて別れのメッセージを伝えた後、バルサから正式に加入が発表されると伝えている。
現在24歳のJ・ガルシアは、スペインの次世代を担うGKとして大きく期待されている逸材だ。24-25シーズンのラ・リーガでは、全38試合にフル出場して51失点。失点率はリーグで10番目に多いが、エスパニョールの枠内シュート数はリーグで2番目に多い192本だ。
それに対して、J・ガルシアの総セーブ数140は堂々のリーグトップ。昇格1年目のエスパニョールを1部残留に導いた最大の立役者と言っていい。データサイト『Opta』が選んだ24-25シーズンのラ・リーガのベストイレブンに選出されてもいる。
バルサのトップチームには現在、3人のGKが在籍している。そのうち最も若いのはラ・マシア(バルサの下部組織)出身の26歳イニャキ・ペーニャだが、不安定なパフォーマンスにミーティングへの遅刻も重なり指揮官ハンジ・フリックの信頼を失ったこともあり、放出が噂されている。
絶対的守護神だった主将のマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、昨年9月に右膝蓋腱断裂の大怪我を負い、戦列復帰できたのはシーズン最終盤の今年5月だった。このブランクに33歳という年齢もあり、以前のパフォーマンスを取り戻せるかという点が不安ではある。
そのテア・シュテーゲンの離脱を受けて、現役引退からのカムバックを果たしたのが、35歳のヴォイチェフ・シュチェスニーだ。今年1月のバレンシア戦(ラ・リーガ21節)で初めてリーグ戦でゴールマウスを任されると、5試合ぶりの白星に貢献。チームはそのまま優勝まで無敗を続けるなど、最終ラインに安定感をもたらした。
シュチェスニーとは契約延長が濃厚となっているものの、クラブはこの35歳の元ポーランド代表を頼れるバックアッパーとして据えたいと考えていて、将来性豊かなJ・ガルシアに白羽の矢が立ったのだ。
J・ガルシアの加入によって、立場が危うくなるテア・シュテーゲンの処遇がどうなるかは依然不透明ではある。それでも、GKというポジションは世代交代のタイミングが難しいだけに、J・ガルシアほどのタレントを獲得できるチャンスを逃すべきではない。
いずれにしても、バルサのゴールマウスはしばらく安泰となったと言っても過言ではないだろう。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
絶対的守護神だった主将のマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、昨年9月に右膝蓋腱断裂の大怪我を負い、戦列復帰できたのはシーズン最終盤の今年5月だった。このブランクに33歳という年齢もあり、以前のパフォーマンスを取り戻せるかという点が不安ではある。
そのテア・シュテーゲンの離脱を受けて、現役引退からのカムバックを果たしたのが、35歳のヴォイチェフ・シュチェスニーだ。今年1月のバレンシア戦(ラ・リーガ21節)で初めてリーグ戦でゴールマウスを任されると、5試合ぶりの白星に貢献。チームはそのまま優勝まで無敗を続けるなど、最終ラインに安定感をもたらした。
シュチェスニーとは契約延長が濃厚となっているものの、クラブはこの35歳の元ポーランド代表を頼れるバックアッパーとして据えたいと考えていて、将来性豊かなJ・ガルシアに白羽の矢が立ったのだ。
J・ガルシアの加入によって、立場が危うくなるテア・シュテーゲンの処遇がどうなるかは依然不透明ではある。それでも、GKというポジションは世代交代のタイミングが難しいだけに、J・ガルシアほどのタレントを獲得できるチャンスを逃すべきではない。
いずれにしても、バルサのゴールマウスはしばらく安泰となったと言っても過言ではないだろう。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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