「浮いちゃったんです」大宮の背番号10が明かす圧巻ゴラッソの真相。勝ち切れなかったチームの課題も指摘「一人ひとりが向き合っていかないといけない」
カテゴリ:Jリーグ
2025年06月01日
「セットプレーのセカンドボールでフワッとなりがち」
RB大宮アルディージャは5月31日、J2第18節でジュビロ磐田とのホームゲームに臨み、打ち合いの末に2-2で引き分けた。
J1自動昇格圏内の2位を死守した一戦で、スーパーミドル弾で観客を沸かせたのがFW豊川雄太だった。50分に投入されると、1-1で迎えた69分だった。MF関口凱心のパスを左足でトラップすると、そこで浮いたボールを右足のダイレクトシュートでゴール左隅に叩き込んだ。
【動画】大宮FW豊川雄太の衝撃ミドル弾!
衝撃的なゴラッソの直前のトラップについて、試合後の取材で意図したものかと問われた豊川は、「浮いちゃったんです。凱心に『しっかり出せ』って言ったんですけど、ちょっとズレていたので」と明かしつつ、こう続けた。
「でも、浮いたのが良かったかもしれないです。ああいうゴールは得意なので。日々の練習のなかでやっていて、ひとつ成果が出ました」
ただ、大宮の背番号10は「ゴールが入りましたけど、引き分けだったので、悔しさの方があります」とし、チームの守備に言及する。
J1自動昇格圏内の2位を死守した一戦で、スーパーミドル弾で観客を沸かせたのがFW豊川雄太だった。50分に投入されると、1-1で迎えた69分だった。MF関口凱心のパスを左足でトラップすると、そこで浮いたボールを右足のダイレクトシュートでゴール左隅に叩き込んだ。
【動画】大宮FW豊川雄太の衝撃ミドル弾!
衝撃的なゴラッソの直前のトラップについて、試合後の取材で意図したものかと問われた豊川は、「浮いちゃったんです。凱心に『しっかり出せ』って言ったんですけど、ちょっとズレていたので」と明かしつつ、こう続けた。
「でも、浮いたのが良かったかもしれないです。ああいうゴールは得意なので。日々の練習のなかでやっていて、ひとつ成果が出ました」
ただ、大宮の背番号10は「ゴールが入りましたけど、引き分けだったので、悔しさの方があります」とし、チームの守備に言及する。
「強いチームは、最後は魂とか身体を投げ出すとかで、守れるんですよね。戦術より、寄せるとか身体を当てに行くとか。そういった気持ちの部分もかなり大きいです」
この試合での2失点は、ともにセットプレーの流れから。4分に決められた先制点はFK、90+4分に追いつかれたゴールはスローインが起点だった。30歳のFWは、その点を問題視する。
「課題ですよ。セットプレーのセカンドボールの部分で、どうしてもフワッとなりがち。そこはディフェンダーの問題ではなくて、チーム全体で一人ひとりが向き合っていかないといけないです」
大宮は5月、首位・千葉や3位・仙台に勝利し、6位・磐田とは引き分けるなど5戦無敗だった。上位と互角以上に戦えたのではと記者から話を振られても、豊川は磐田戦で“勝点2を失った”方にフォーカス。「まだまだ自分たちが物足りないと、そう指摘されているように思います」と反省する。
そして、「日々トレーニングやるだけです。どれだけ突き詰めてやれるか、日常がやっぱり大事です」と気合を入れた。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
【記事】「ファン・サポーターが大丈夫かなと。心配でした」大宮の杉本健勇が「落雷発生」による試合中断に言及
【画像】エキサイティングな試合に心躍らすRB大宮アルディージャサポーター
この試合での2失点は、ともにセットプレーの流れから。4分に決められた先制点はFK、90+4分に追いつかれたゴールはスローインが起点だった。30歳のFWは、その点を問題視する。
「課題ですよ。セットプレーのセカンドボールの部分で、どうしてもフワッとなりがち。そこはディフェンダーの問題ではなくて、チーム全体で一人ひとりが向き合っていかないといけないです」
大宮は5月、首位・千葉や3位・仙台に勝利し、6位・磐田とは引き分けるなど5戦無敗だった。上位と互角以上に戦えたのではと記者から話を振られても、豊川は磐田戦で“勝点2を失った”方にフォーカス。「まだまだ自分たちが物足りないと、そう指摘されているように思います」と反省する。
そして、「日々トレーニングやるだけです。どれだけ突き詰めてやれるか、日常がやっぱり大事です」と気合を入れた。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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