リバプールの遠藤航が、ABEMAの特集番組「リヴァプール・遠藤航 プレミア制覇を船上で祝勝会！」で、浦和レッズや日本代表で共闘した元日本代表DFの槙野智章氏と対談。注目の去就について語った。

　リバプール加入２年目の今シーズン、遠藤はアルネ・スロット監督の下で序列が低下。勝ち試合の終盤に投入されるクローザーとしてプレミアリーグ制覇に貢献したものの、国内リーグではスタメンが優勝決定後の一度しかなかった。

　来シーズンに向けて、放出や退団が取り沙汰されるなか、槙野氏からずばり「来シーズンもリバプールでプレーする姿を期待してもいいですか？」と問われた32歳は、「そうですね。期待してもらって大丈夫です、今のところ」と回答する。

　さらに、「移籍の話題がニュースになってるんですけど、いろいろなところで出ているのは、航自身には届いているんですか？」と突っ込まれると、こう本音を打ち明けた。

「耳にはしますよね。他の選手とも、『来年いるの？』みたいな話にはなりますね。シーズン中盤（から）は。家族も『どうするの？』みたいな。『基本、リバプールにいると思うよ』みたいな感じですね」

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「他のクラブで出場機会を得るよりも、リバプールでプレーすることを一番に考えている？」との質問には、「うーん」と少し間を置いた後、こう答えている。

「そうですね。それだけの（価値がある）クラブだと思う。リバプールでプレーできるチャンスがあるのに、それをわざわざ棒に振って、他のチームに自分が移籍したいかと言われると、そうではない。リバプールでどれだけタイトルを獲れるか。そこにこだわってやっていくことが、自分のキャリアが一番素晴らしいものになると信じている」

　今夏の移籍市場で、クラブがどう動くかによって状況はまた変わるかもしれない。ただ、少なくとも現時点では、もう腹は決まっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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