日本代表キャプテンへの関心の高さ、愛の深さが窺える。

　リバプールに所属する遠藤航が、ABEMAの特集番組に出演。浦和レッズと日本代表で共に戦った先輩、槙野智章氏と対談し、注目の去就について語った。

　加入１年目の昨季と比べ、アルネ・スロット監督が就任した今季は出場時間が激減。放出や退団が取り沙汰されるなか、槙野氏からずばり「来シーズンもリバプールでプレーする姿を期待してもいいですか？」と問われると、遠藤は「そうですね。期待してもらって大丈夫です、今のところ」と回答。そのうえで、移籍に関するニュースは自身の元へ届いていると明かした。

「耳にはしますよね。他の選手とも『来年いるの？』みたいな話にはなりますね。シーズン中盤（から）は。家族も『どうするの？』みたいな。『基本、リバプールにいると思うよ』みたいな感じですね」

　さらに「他のクラブで出場機会を得るよりも、リバプールでプレーすることを一番に考えている？」との質問には、「うーん」と少し間を置いた後、こう答えた。

「そうですね。それだけの（価値がある）クラブだと思う。リバプールでプレーできるチャンスがあるのに、それをわざわざ棒に振って、他のチームに自分が移籍したいかと言われると、そうではない。リバプールでどれだけタイトルを獲れるか。そこにこだわってやっていくことが、自分のキャリアが一番素晴らしいものになると信じている」
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　貴重な“本音”は海を越えて現地イングランドでも話題に。複数のリバプール専門メディアの公式Xで取り上げられており、『DaveOCKOP』や『Anfield Sector』は要約する形で「来シーズンもリバプールにいると思う。リバプールでプレーするチャンスがあるなら、それを捨ててまで他のチームに移籍したいか？それはない」と遠藤の発言を伝えている。

　これらの投稿は大きな反響を呼び、次のようなコメントが続々と寄せられている。

「エンドウが大好きだ」
「『この男のためなら死ねる』と言っても大袈裟だと思わないでほしい」
「この男はレジェンドだ！」
「素晴らしい。彼に新しい契約を与えてほしい」
「偉大なる副キャプテン」
「勝点３のために死力を尽くして戦う。そんな選手が常に必要なんだ」
「これ以上のチームプレーヤーはいない」
「この男は私の心を鷲掴みにした」

　日本のファンからは「リプ欄見るだけでもどんだけ愛されてるか分かるな。凄いわ」「ありがとうワタル。日本の誇りだよ」といった声が寄せられているほか、韓国語やタイ語でのメッセージも。グローバルに愛される、誇るべきレジェンドだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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