見違えるほどスケールアップしてレギュラーを獲得
まさに覚醒の時を迎えていると言っていいだろう。
196センチのサイズ、ひと目で分かる屈強すぎるフィジカル。圧倒的な前への推進力と、緻密な駆け引きからの破壊的なシュート。法政大学の4年生ストライカー相澤デイビッドは今、度肝を抜くプレーで大学サッカーにおいてホットな選手の1人になっている。
相澤は1年から関東リーグで出番を得ていたが、3年生まではスタメンに定着できず。ラフなボールを収められるポストプレーや、抜群の空中戦の強さ、シュートの威力を武器にしていたが、守備や細かい連係の中での崩しなど課題面が目立ち、昨年はベンチ外になることも多かった。
だが、今年は見違えるほどスケールアップした姿でレギュラーを獲得している。元々の武器の精度が上がり、足もとにパスが入っても正確にコントロールして駆け引きで上回って突破したり、パスやシュートなどフィニッシュワークに関わるなど、着実にやれることが増えた。かつ前述した通り前への迫力は凄まじく、今や押しも押されもせぬFWの柱となっている。
「最初はどうしてもフィジカルに頼ってしまう自分がいましたし、技術レベルの高い法政大に入って戸惑う部分も多かった。でも、こうしてレベルの高い環境でサッカーをやれることが幸せだし、ここで止めて・蹴る・動くなど、基礎的な部分をもう一度徹底してやりつつ、スプリントの初速を上げることや、足もとで受けたり、スペースで受けたりして、周りと関わりながらプレーするなど、どんどん新しいことにチャレンジすることができているからこそ、今があると思っています」
196センチのサイズ、ひと目で分かる屈強すぎるフィジカル。圧倒的な前への推進力と、緻密な駆け引きからの破壊的なシュート。法政大学の4年生ストライカー相澤デイビッドは今、度肝を抜くプレーで大学サッカーにおいてホットな選手の1人になっている。
相澤は1年から関東リーグで出番を得ていたが、3年生まではスタメンに定着できず。ラフなボールを収められるポストプレーや、抜群の空中戦の強さ、シュートの威力を武器にしていたが、守備や細かい連係の中での崩しなど課題面が目立ち、昨年はベンチ外になることも多かった。
だが、今年は見違えるほどスケールアップした姿でレギュラーを獲得している。元々の武器の精度が上がり、足もとにパスが入っても正確にコントロールして駆け引きで上回って突破したり、パスやシュートなどフィニッシュワークに関わるなど、着実にやれることが増えた。かつ前述した通り前への迫力は凄まじく、今や押しも押されもせぬFWの柱となっている。
「最初はどうしてもフィジカルに頼ってしまう自分がいましたし、技術レベルの高い法政大に入って戸惑う部分も多かった。でも、こうしてレベルの高い環境でサッカーをやれることが幸せだし、ここで止めて・蹴る・動くなど、基礎的な部分をもう一度徹底してやりつつ、スプリントの初速を上げることや、足もとで受けたり、スペースで受けたりして、周りと関わりながらプレーするなど、どんどん新しいことにチャレンジすることができているからこそ、今があると思っています」
出番が来ない時があっても腐らず、コツコツと自分の長所であるフィジカルとスピード、課題である足もとでのプレーを磨き続けた。相澤のこのメンタリティを支えたのは、3歳上の兄の存在だった。
「兄は本当に苦労というか、そんな言葉じゃ表わせないくらい、いろんな経験をしながらも今、プロの舞台で活躍している。それに比べたら僕はこれくらいのことでマイナスだと思ってはいけない。あらゆることをプラスに変えていくつもりでやっています」
相澤の兄は現在、J3で首位に立つ栃木シティの絶対的な守護神・相澤ピーターコアミ。ピーターコアミは日本文理高からジェフユナイテッド千葉に加入したが、プロ3年目の2021年に1試合もリーグ戦に出られないまま契約満了を告げられる。その年のJリーグ合同トライアウトに参加したが、接触プレーで頭を強打して救急搬送。中心性脊髄損傷で全治未定という選手生命どころか命にも関わるような大怪我をした。
「僕は兄に影響されてサッカーを始めて、常に背中を追いかけて、高校も日本文理を選んだ(相澤は東京都出身)。怪我の一報を聞いた時は頭の中が真っ白になったし、もう祈ることしかできなかった」
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相澤の兄は現在、J3で首位に立つ栃木シティの絶対的な守護神・相澤ピーターコアミ。ピーターコアミは日本文理高からジェフユナイテッド千葉に加入したが、プロ3年目の2021年に1試合もリーグ戦に出られないまま契約満了を告げられる。その年のJリーグ合同トライアウトに参加したが、接触プレーで頭を強打して救急搬送。中心性脊髄損傷で全治未定という選手生命どころか命にも関わるような大怪我をした。
「僕は兄に影響されてサッカーを始めて、常に背中を追いかけて、高校も日本文理を選んだ(相澤は東京都出身)。怪我の一報を聞いた時は頭の中が真っ白になったし、もう祈ることしかできなかった」
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