終盤に再び右サイドハーフに投入
4月22日に開催されたJFA/JリーグポストユースマッチのU-22 Jリーグ選抜vs.関東大学選抜の一戦。
Jリーグの若手選手の実戦経験の創出と強化が目的で行なわれたこの試合で、圧倒的な存在感を見せたのが、関東大学選抜のMF松田悠世(法政大)だった。
トップ下でスタメン出場すると、持ち前の弾丸のようなドリブルとフィジカルの強さ、左足のパワーと精度を惜しげもなく披露した。守備面では山本丈偉と早川隼平の相手ダブルボランチに対して、強烈なプレスを仕掛けて自由を奪うと、攻撃面では爆発的な初速から繰り出すドリブルを、ラインブレイクとビルドアップの両面で発揮し、攻撃の起点となった。
後半のスタートから本来のポジションである右サイドハーフに配置されると、48分に縦突破から決定的なクロスを供給。直後にはカットインで相手をかわしてからのスルーパスで惜しいシーンを演出した。
その姿に、スタンドから見つめていた多くのJスカウトが色めきたった。あるスカウトは「久しぶりに見たけど、かなり成長している」と舌を巻くほどだった。
68分に一度ベンチに下がるが、終盤に再び右サイドハーフに投入された松田は、「もうこの試合には並々ならぬ意欲を持って挑みました」という。
彼にはずっと対戦を心待ちにしていたライバルの存在があった。それは桐光学園時代の同級生で、共に左右両翼のポジションで圧倒的なサイド攻撃を展開し、インターハイ準優勝に導いた盟友のMF齋藤俊輔だ。
齋藤は高校卒業後に水戸ホーリーホックに加入し、1年目の昨季はJ2で16試合に出場して1ゴールをマーク。今年はU-20日本代表としてU-20アジアカップに出場し、J2ではここまで4試合に出場している。
Jリーグの若手選手の実戦経験の創出と強化が目的で行なわれたこの試合で、圧倒的な存在感を見せたのが、関東大学選抜のMF松田悠世(法政大)だった。
トップ下でスタメン出場すると、持ち前の弾丸のようなドリブルとフィジカルの強さ、左足のパワーと精度を惜しげもなく披露した。守備面では山本丈偉と早川隼平の相手ダブルボランチに対して、強烈なプレスを仕掛けて自由を奪うと、攻撃面では爆発的な初速から繰り出すドリブルを、ラインブレイクとビルドアップの両面で発揮し、攻撃の起点となった。
後半のスタートから本来のポジションである右サイドハーフに配置されると、48分に縦突破から決定的なクロスを供給。直後にはカットインで相手をかわしてからのスルーパスで惜しいシーンを演出した。
その姿に、スタンドから見つめていた多くのJスカウトが色めきたった。あるスカウトは「久しぶりに見たけど、かなり成長している」と舌を巻くほどだった。
68分に一度ベンチに下がるが、終盤に再び右サイドハーフに投入された松田は、「もうこの試合には並々ならぬ意欲を持って挑みました」という。
彼にはずっと対戦を心待ちにしていたライバルの存在があった。それは桐光学園時代の同級生で、共に左右両翼のポジションで圧倒的なサイド攻撃を展開し、インターハイ準優勝に導いた盟友のMF齋藤俊輔だ。
齋藤は高校卒業後に水戸ホーリーホックに加入し、1年目の昨季はJ2で16試合に出場して1ゴールをマーク。今年はU-20日本代表としてU-20アジアカップに出場し、J2ではここまで4試合に出場している。
齋藤はこのU-22Jリーグ選抜に前日に追加招集された。思わぬ形で対戦が実現したことに、松田のモチベーションは最高潮に達したという。
「追加招集と知った瞬間に『何時にホテルに着くの?』と聞いたんですが、彼は深夜に到着だったので話ができませんでした。でも、俊輔がいるというだけでもう燃えたぎるものがありました」
齋藤はスタメンではなかったが、松田は前述したとおり、「早く出てこい」と言わんばかりの活躍を見せた。62分に齋藤が投入されると、真っ先に近寄ってハイタッチ。そこから6分間、終盤の数分間、彼らは同じサイドでマッチアップした。
バチバチのバトルを見せる機会はなかったが、松田にとって対戦できた時間はかけがえのないものとなった。
「僕が大学、俊輔がプロと別々の道に進むことを決めてから、俊輔が苦労しながらもプロでしっかりと結果を出している姿を見て、本当に刺激になりましたし、励みにもなりました。やっぱり対戦したい、一緒にプレーしたいなどいろんな思いがこみ上げてきたので、これからもっと法政大で頑張らないといけないなと思いました」
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「追加招集と知った瞬間に『何時にホテルに着くの?』と聞いたんですが、彼は深夜に到着だったので話ができませんでした。でも、俊輔がいるというだけでもう燃えたぎるものがありました」
齋藤はスタメンではなかったが、松田は前述したとおり、「早く出てこい」と言わんばかりの活躍を見せた。62分に齋藤が投入されると、真っ先に近寄ってハイタッチ。そこから6分間、終盤の数分間、彼らは同じサイドでマッチアップした。
バチバチのバトルを見せる機会はなかったが、松田にとって対戦できた時間はかけがえのないものとなった。
「僕が大学、俊輔がプロと別々の道に進むことを決めてから、俊輔が苦労しながらもプロでしっかりと結果を出している姿を見て、本当に刺激になりましたし、励みにもなりました。やっぱり対戦したい、一緒にプレーしたいなどいろんな思いがこみ上げてきたので、これからもっと法政大で頑張らないといけないなと思いました」
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