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「地獄だった」久保建英が苦言を呈したシステム変更によるソシエダの“失策”。それでもスペイン人記者は日本人MFの奮闘を評価「3度、魔法のランプを擦った」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2025年04月23日

「タケもまた消える時間帯が多かった」

ビジャレアル戦でも徹底マークに苦しんだ久保。(C)Getty Images

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「魔法」は、レアル・ソシエダのサッカーからスペクタクル性が失われたことを示す重要なキーワードだ。ベティスの攻撃を牽引するイスコの活躍を目にするたびに、そのことを痛感する。

 2023年7月、ダビド・シルバが現役引退に追い込まれる大怪我をした直後、後釜候補として名前が挙がった選手だ。そんな魔法を感じることが少なくなり、すっかり攻撃が単調になってしまったソシエダで、唯一、抗い続けている選手がいる。言うまでもなくタケ・クボ(久保建英)だ。

 ラ・リーガ第32節、ソシエダは敵地で強豪のビジャレアル相手にミケル・オジャルサバルの2発で2-2のドローに持ち込んだ。今後の戦いを考えれば、勝点1の獲得は上々の結果だが、しかしプレー内容は極めて低調だった。多くの欠場者を抱える中での試合だったとはいえ、だ。

 タケもまた消える時間帯が多かった。毎度の相手の厳しいマークに遭ったこと、周りのサポートが足りなかったことが主な原因だ。しかしそんな中でも、3度魔法のランプを擦った。
 
 1度目は、ビジャレアルに先制を許した後の16分。相手のCKで跳ね返したボールを収めたミケル・オジャルサバルからパスを受けると鋭い切り返しでデニス・スアレスをかわし、リターンを出して自身もそのまま突進したが、ファン・フォイが進路を妨害。イエローカードに値するファウルだったが、主審はいつものように見逃した。

 2度目は28分。右に大きく開いてボールを受けると縦に仕掛けて、フェイントを入れてから左足で柔らかいボールを供給すると、カーブ回転がかかった弾道は、ルイス・ジュニオールが触ってからクロスバーに嫌われた。

 3度目はこの日一番のプレーでもあった。前半終了間際の45分、ベニャト・トゥリエンテスからのパスを再び右に大きく開いた位置で受けると、2枚マークがついていた中、一瞬の加速で対峙する相手選手の重心の逆を突くと右足のグラウンダークロスを供給。ゴール前で待ち構えていたルカ・スチッチは左足で合わせたが、シュートはGKの正面を突いた。
【動画】キレキレの久保が決定機を創出
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