大事な最終節に敗北。「悔しいです。チームをもっと助けたかった」
3月16日、ベルギーリーグ・レギュラーシーズン最終節、14位のシント=トロイデン(STVV)は「残留・降格プレーオフ」回避に一縷の望みを抱き、11位のルーベンと対戦した。しかし2-3で敗れたため順位は変わらず。インターナショナル・マッチウイーク明けから、STVVは13位セルクル・ブルージュ、15位コルトレイク、最下位ベールスホットと過酷なプレーオフを戦う。
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残留の条件はプレーオフで1位になること。2位になると、2部リーグのプレーオフ(3位から6位まで)の1位チームと「昇降格プレーオフ」を戦わなければならない。3位、4位の2チームは自動降格だ。
MF藤田譲瑠チマは「悔しいです。自分自身、もっとできることがあった。チームをもっと助けたかった。この結果を受け止めて、残り6試合しっかり戦って、チームを助けたいです」と語った。
44分、FWアドリアーノ・ベルタッチ―ニのビッグプレーが飛び出し、STVVは1-1の振り出しに戻したものの、前半は攻守に硬さが目立った。藤田はピッチの上で「プレッシャーを感じている選手が多かった」と感じていたという。
56分、フェリッペ・マズ監督はMF伊藤涼太郎を下げ、前線のアタッカーを増やす策に出た。フォーメーション上では藤田とロイス・ラプサンが中盤のコントローラーのポジションに入ったが、後者はウニオンSGで長年、左ウイングバックを務めてきた選手で、この冬、STVVに来てからは2シャドーの一角が主戦場。STVVの中盤は実質、藤田一枚になった。薄い中盤を最後まで支えた藤田は、「大変でしたけれど、勝たないといけない状況だったので、そこは前向きにやってました」と振り返る。しかし、勝利の女神はルーベンに微笑んだ。
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残留の条件はプレーオフで1位になること。2位になると、2部リーグのプレーオフ(3位から6位まで)の1位チームと「昇降格プレーオフ」を戦わなければならない。3位、4位の2チームは自動降格だ。
MF藤田譲瑠チマは「悔しいです。自分自身、もっとできることがあった。チームをもっと助けたかった。この結果を受け止めて、残り6試合しっかり戦って、チームを助けたいです」と語った。
44分、FWアドリアーノ・ベルタッチ―ニのビッグプレーが飛び出し、STVVは1-1の振り出しに戻したものの、前半は攻守に硬さが目立った。藤田はピッチの上で「プレッシャーを感じている選手が多かった」と感じていたという。
56分、フェリッペ・マズ監督はMF伊藤涼太郎を下げ、前線のアタッカーを増やす策に出た。フォーメーション上では藤田とロイス・ラプサンが中盤のコントローラーのポジションに入ったが、後者はウニオンSGで長年、左ウイングバックを務めてきた選手で、この冬、STVVに来てからは2シャドーの一角が主戦場。STVVの中盤は実質、藤田一枚になった。薄い中盤を最後まで支えた藤田は、「大変でしたけれど、勝たないといけない状況だったので、そこは前向きにやってました」と振り返る。しかし、勝利の女神はルーベンに微笑んだ。
昨季、魅力的なフットボールを披露したSTVVだったが、今季はボール保持時のプレーに難があり、ゲームをコントロールできないケースが多い。ルーバン戦もそう。中盤のコントローラー役として、藤田も工夫しながら長短・緩急を織り交ぜたパスをデリバリーしているが、なかなかチームとして連動したパスワークができない。
それでも、中盤でひとり何役もこなす彼の存在感は目立つ。一度相手に食らいついたら、敵陣コーナー付近までしつこく追い詰めてボールを突つき、それが再び敵の足下に渡っても、藤田はプレスの推進力を落とすことなくボールを奪いに行く。自陣ペナルティーエリアの中で、相手の巨漢ストライカーの懐に身体を入れてボールをもぎ取ることもできる。
ルーバンにはエゼヒエル・バンズジという、今季ベルギーリーグで大ブレイクしたMFがいる。この190センチ巨漢U-21オランダ代表に対して、175センチの日本代表MFはフィジカルで負けることなく、幾度も迫力あふれる1対1を演じた。
チームリーダーとしての振る舞いも貫禄が出てきた。さすがに観客席まで声は届かないが、味方に対して小まめにポジションの修正をしていた。しかもルーバン戦は厳しい顔ではなく、穏やかな表情で指示を出していた。チームメイトが硬くなったのを察した彼は、わざとソフトな表情を作っていたのではないだろうか。藤田がこの日、70分からキャプテンの腕章を巻いたのも納得だ。
それでも、中盤でひとり何役もこなす彼の存在感は目立つ。一度相手に食らいついたら、敵陣コーナー付近までしつこく追い詰めてボールを突つき、それが再び敵の足下に渡っても、藤田はプレスの推進力を落とすことなくボールを奪いに行く。自陣ペナルティーエリアの中で、相手の巨漢ストライカーの懐に身体を入れてボールをもぎ取ることもできる。
ルーバンにはエゼヒエル・バンズジという、今季ベルギーリーグで大ブレイクしたMFがいる。この190センチ巨漢U-21オランダ代表に対して、175センチの日本代表MFはフィジカルで負けることなく、幾度も迫力あふれる1対1を演じた。
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