「あまりメンタルが強くない」苦難の5年間を経てベルギーで躍動する24歳日本人GKが明かす“進化のカタチ”。「0-7は無かったことになっている」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2025年03月02日
残留を懸けた直接対決でビッグセーブを連発
7人の日本人選手が所属するシント=トロイデン(STVV)は3月1日、ホームゲームの対コルトレイク戦に欧州に住む日本人の子どもと学生を無料招待した。大人も併せると300人が詰めかけ、もし負けてしまったら、試合後の交流会に水を差す。さらに16チーム中14位、残留争い真っ只中のSTVVにとって、15位コルトレイクとの一戦は6ポイントゲームということもあり、必勝を期して戦った。
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前半を2-1で終えたSTVVにおいて、守護神・小久保玲央ブライアンが披露した3本のビッグセーブが光った。まずは2-0でリードした38分、コルトレイクのMFデルマネ・カリムの鋭いミドルシュートを左に飛んでストップ。1点差に詰められた前半アディショナルタイムには、MFブレフト・デヤ―ヘレの至近距離からのボレーシュートを反応素早く弾き、その3分後にはカリムのワンバウンドの難しいシュートを、見事にタイミングを合わせてセーブした。
「しっかり集中していた。ブラインドでちょっと見えない場面もあったんですが、その中で反応できた。3本ともそれぞれ違う形でしたが、一つひとつに難しいシチュエーションがある中、シュートに対して今まで自分がやってきたものを出してアジャストできたと思う。自分らしいプレーができたと思います」
2-0とリードしながら、後半に追いつかれてしまったSTVV。それでも76分に左ウイングバックの小川諒也の2試合連続アシストからFWアンドレアス・フェラーリが勝ち越し弾を決め、81分にはFWアドリアーノ・ベルタッチ―ニが加点して、4-2で7試合ぶりに勝利した。
「後半、いつもああやって追いつかれることが多いので、今日は相手に勝ち越せたことはいいことなんですけれど、逆転される可能性もありましたし、2-0というゼロ点(の時間)をもっと続けていかないといけなかった。僕もそうですが、ディフェンス陣はみんな、そのことを痛感していると思います」
STVVのシュート9本に対し、コルトレイクは14本ものシュートを打ったのだから、小久保の「逆転される可能性もありました」というコメントには頷くばかり。うち8本の枠内シュートの内、STVVの背番号16は6本のセーブでチームを救った。
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前半を2-1で終えたSTVVにおいて、守護神・小久保玲央ブライアンが披露した3本のビッグセーブが光った。まずは2-0でリードした38分、コルトレイクのMFデルマネ・カリムの鋭いミドルシュートを左に飛んでストップ。1点差に詰められた前半アディショナルタイムには、MFブレフト・デヤ―ヘレの至近距離からのボレーシュートを反応素早く弾き、その3分後にはカリムのワンバウンドの難しいシュートを、見事にタイミングを合わせてセーブした。
「しっかり集中していた。ブラインドでちょっと見えない場面もあったんですが、その中で反応できた。3本ともそれぞれ違う形でしたが、一つひとつに難しいシチュエーションがある中、シュートに対して今まで自分がやってきたものを出してアジャストできたと思う。自分らしいプレーができたと思います」
2-0とリードしながら、後半に追いつかれてしまったSTVV。それでも76分に左ウイングバックの小川諒也の2試合連続アシストからFWアンドレアス・フェラーリが勝ち越し弾を決め、81分にはFWアドリアーノ・ベルタッチ―ニが加点して、4-2で7試合ぶりに勝利した。
「後半、いつもああやって追いつかれることが多いので、今日は相手に勝ち越せたことはいいことなんですけれど、逆転される可能性もありましたし、2-0というゼロ点(の時間)をもっと続けていかないといけなかった。僕もそうですが、ディフェンス陣はみんな、そのことを痛感していると思います」
STVVのシュート9本に対し、コルトレイクは14本ものシュートを打ったのだから、小久保の「逆転される可能性もありました」というコメントには頷くばかり。うち8本の枠内シュートの内、STVVの背番号16は6本のセーブでチームを救った。
空中戦に圧倒的な強さを示したシュミット・ダニエル(現名古屋)、抜群のフィジカルで相手の度肝を抜いた鈴木彩艶(現パルマ)と、STVVに日本人GKが3代続く中、小久保の守備やフィードにはしなやかさを感じる。
「自分の特徴は、自分でもなかなか分からない。自分はGKとしてミスすることを避け、後ろからセーフティに、シンプルにやることを心がけています。今日の試合では、キーパーとして一番大事なキャッチするところを出せたと思います。ボールの弾きどころだったり、安全さという部分をもっと見せていきたいです」
つまり“堅実性”を売りにしていきたいということだろう。85分にはMFナイェル・メフサトウの低い弾道のシュートを、倒れながらキャッチした。
足下のプレーも安定していた。前半32分には小久保の絶妙のフィードを起点に、STVVはチャンスを掴んでいる。
「今季、自分が課題にしているのはロングボールや、そういう(フィードの)ところだった。今日は落ちついてセーフティだったり、(32分のように)中に付けるボールだったりできていたので、良い流れで後ろからリズムを作れていたと思います」
「自分の特徴は、自分でもなかなか分からない。自分はGKとしてミスすることを避け、後ろからセーフティに、シンプルにやることを心がけています。今日の試合では、キーパーとして一番大事なキャッチするところを出せたと思います。ボールの弾きどころだったり、安全さという部分をもっと見せていきたいです」
つまり“堅実性”を売りにしていきたいということだろう。85分にはMFナイェル・メフサトウの低い弾道のシュートを、倒れながらキャッチした。
足下のプレーも安定していた。前半32分には小久保の絶妙のフィードを起点に、STVVはチャンスを掴んでいる。
「今季、自分が課題にしているのはロングボールや、そういう(フィードの)ところだった。今日は落ちついてセーフティだったり、(32分のように)中に付けるボールだったりできていたので、良い流れで後ろからリズムを作れていたと思います」