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【日本代表の最新序列】決して盤石ではない。手薄な守備陣には頼もしい25歳が9か月ぶりに帰還。“懸念”の1トップはどうなる?

カテゴリ:日本代表

江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年03月14日

初招集はゼロでサプライズはなし

日本代表の最新序列。(C)SOCCER DIGEST

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 北中米ワールドカップ・アジア最終予選(3月20日にバーレーン代表、25日にサウジアラビア代表といずれもホームで対戦)に挑む日本代表のメンバー25人が13日に発表された。

 昨年の11月シリーズに不在で今回選出されたのは、いずれも負傷離脱中だった上田綺世(フェイエノールト)と伊藤洋輝(バイエルン)のみ。初招集はゼロで、サプライズはなかった。

 そんな日本代表のメンバーについて、最終予選で採用している3-4-2-1システムで、現状の序列を整理した。

 東京五輪出場トリオで固定されつつあるGKは、鈴木彩艶(パルマ)が不動の一番手。セリエAで好セーブを連発し、日増しに成長している印象だ。国内組の大迫敬介(サンフレッチェ広島)と谷晃生(町田)は、アクシデントが起きない限り、公式戦でチャンスを得るのは現状では難しいか。
【画像】バーレーン&サウジとのW杯アジア最終予選ホーム2連戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
 冨安健洋(アーセナル)と谷口彰悟(シント=トロイデン)が怪我で長期離脱中のディフェンスラインは、最終予選全6試合に先発していた町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)も選外となった。

 手薄な印象は否めないが、そのタイミングで、2月に長期の怪我から復帰した伊藤洋輝(バイエルン)が9か月ぶりに戻ってきたのは心強い。最終予選初招集の25歳レフティが左、ディフェンスリーダーの板倉滉(ボルシアMG)が中央に入り、右は瀬古歩夢(グラスホッパー)、高井幸大(川崎フロンターレ)、右ウイングバックでもプレーできる関根大輝(スタッド・ドゥ・ランス)が争う構図となる。経験と実績から、右CBは瀬古がスタメン候補だ。

 ダブルボランチはキャプテンの遠藤航(リバプール)と、今予選でMVP級の活躍をしている守田英正(スポルティング)。ただ、守田は故障明けで、まだコンディションが万全ではない。イングランド2部の首位を走るリーズで攻守に躍動している田中碧が先発する可能性も少なくない。

 10、11月は出番がなかった藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)は、海外組を含めた“フル代表”デビューを目ざす。バーレーン戦でW杯出場を決めれば、サウジアラビア戦でそのチャンスが回ってくるかもしれない。
 
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