【EURO展望】スイス×ポーランド|エムボロか、レバンドフスキか。CFの出来が勝負を分ける

カテゴリ:国際大会

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2016年06月25日

崩しの局面は迫力に欠け、決定力不足に喘いでもいる。

故障者/スイス=なし ポーランド=シュチェスニー(GK)
出場停止/スイス=なし ポーランド=カプストカ(MF)

画像を見る

決定力不足を抱えるスイスとポーランド。それぞれ1トップを任されるエムボロ(左)とレバンドフスキ(右)の出来が、命運を左右しそうだ。(C)Getty Images

画像を見る

EURO2016
ラウンド・オブ16
6月25日(土)/15:00(日本時間22:00)/サンテティエンヌ
スイス×ポーランド
主審:マーク・クラッテンバーグ(イングランド)
 
【注目ポイント】
●エムボロがポーランドの堅守をこじ開けられるか
●不調のシャキリの奮起
●レバンドフスキを活かし切れるか
 
【試合展望】
 グループステージ3試合の平均ボール支配率が出場24か国中4位タイの58%を記録したスイスが、ポーランド相手にも主導権を握って戦うのは間違いない。
 
 とはいえ、崩しの局面はエースのシャキリの不調もあってやや迫力に欠け、3試合で奪ったゴールはわずか2と決定力不足に喘いでもいる。
 
 決定機をことごとく外し、その一因となったCFセフェロビッチは第3戦に続いてベンチスタートが濃厚で、1トップに起用されそうなのがエムボロだ。
 
 この19歳の超有望株が、パズダンとグリクの2CB、セントラルMFのクリホビアクらを軸にグループステージを無失点で切り抜けたポーランドの堅牢をこじ開けられるか。サイドアタックの肝となるシャキリの奮起を含めて、史上初の8強入りへの鍵となる。
 
 対するポーランドもここまで2得点と、決定力が課題。対戦相手から徹底マークを受けるレバンドフスキは下がってボールを受けるケースが多く、今大会ノーゴールと本領を発揮し切れていない。ただし、調子自体は悪くなく、ゴール前でマークが外れた際は脅威となっている。
 
 サイドハーフの個人技は十分以上のクオリティーで、スピードを活かした速攻も高い機能性を見せている。あとはチャンスをフイにするなどミスが目立つFWミリクら、サポーティングキャストがレバンドフスキに良い形でボールを預けられるか。それができれば、勝機が見えてくる。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
【スイス代表名鑑】選手&監督のデータ&情報が満載!
 
【ポーランド代表名鑑】選手&監督のデータ&情報が満載!
 
命運を握るレフェリーにも注目/マーク・クラッテンバーグ
 
サンテティエンヌとジョフロワ・ギシャールの覚えておきたい歴史や文化
【関連記事】
【EURO】最年長出場記録を打ち立てたハンガリーの守護神キラーイ。ダボダボのスウェット姿なのはなぜ?
【EURO】「攻撃の切り札」の起用に慎重なイタリア。ただ、インシーニェとエル・シャーラウィ抜きでスペインを崩せるのか?
【EURO2016】独自セレクト!! グループステージのBEST11
【EURO2016】決勝トーナメント1回戦の対戦カード決定! 最注目は強豪国が揃った“死の山”だ!
【UEFA EURO 2016】全51試合を連日生中継! WOWOW放送スケジュールはこちら!!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 唯一無二の決定版!
    2月15日発売
    2024 J1&J2&J3
    選手名鑑
    60クラブを完全網羅!
    データ満載のNo.1名鑑
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト いざW杯予選へ!
    3月8日発売
    元代表戦士、識者らと考える
    日本代表の現在地と未来
    2026年へのポイントは?
    J1&J2全クラブ戦力値チェックも
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 夏の移籍を先取り調査!
    3月21日発売
    大シャッフルの予感
    SUMMER TRANSFER
    夏の移籍丸わかり
    完全攻略本2024
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ