両国とも鍵を握るのはアタッカー陣の出来。

故障者/ルーマニア=なし アルバニア=なし
出場停止/ルーマニア=なし アルバニア=クケリ

ルーマニアはここまでPKから2得点のスタンク(左)、アルバニアは主砲サディク(右)の出来が16強進出へのポイントに。(C)Getty Images
EURO2016
グループA3節
6月19日(日)/21:00(日本時間:28:00)/リヨン
ルーマニア×アルバニア
主審:パベル・クラロベツ(チェコ)
【注目ポイント】
●2列目&CFの連動した動きがルーマニアの攻撃の肝に
●アルバニアは前掛かりになった敵の隙を効果的に突けるか
【試合展望】
ともにグループステージ突破に望みを繋ぐには勝利が最低条件。ここまで勝点1でグループ3位につけるルーマニアは、勝ったうえで2位スイス(勝点4)がフランスに負けたとしても勝点で並ぶため、できる限り多くのゴールを奪っての勝利が必須となる。それはすでに2位入りの芽が潰え、3位での突破を狙う2連敗中のアルバニアも同様だ。
いうまでもなく鍵を握るのはアタッカー陣の出来。とはいえ両者とも堅守が光る一方で、ルーマニアはPKでの2ゴールのみ、アルバニアはノーゴールと、攻撃面で不安を残している。
ルーマニアはボール奪取後の素早い散らしから、サイドに展開するまではスムーズだが、崩しからフィニッシュにかけてのアイデアに欠けるうえ、厚みにも乏しい。求められるのは、SBの積極的な攻撃への関与、さらにはエースのスタンクを中心とした2列目から前の面々の連動した動きだろう。とくに、アンカーのクケリが出場停止となる相手の最終ライン手前のスペースを効果的に突けるかは、大きなポイントになりそうだ。
タレントの質・量ともに劣るアルバニアは、スイス戦、フランス戦で見せた粘り強いディフェンスをベースに、前掛かりになった相手の隙を突きたい。ボールを奪ってからの迅速なトランジションはもちろん、ここまで決定力不足を露呈している主砲サディクの奮起も当然、重要なファクターとなる。
いずれにしても、命運を握るのは攻撃の精度。チャンスを確実にモノにできないようでは、ベスト16進出は成しえない。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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命運を握るレフェリーにも注目/パベル・クラロベツ
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グループA3節
6月19日(日)/21:00(日本時間:28:00)/リヨン
ルーマニア×アルバニア
主審:パベル・クラロベツ(チェコ)
【注目ポイント】
●2列目&CFの連動した動きがルーマニアの攻撃の肝に
●アルバニアは前掛かりになった敵の隙を効果的に突けるか
【試合展望】
ともにグループステージ突破に望みを繋ぐには勝利が最低条件。ここまで勝点1でグループ3位につけるルーマニアは、勝ったうえで2位スイス(勝点4)がフランスに負けたとしても勝点で並ぶため、できる限り多くのゴールを奪っての勝利が必須となる。それはすでに2位入りの芽が潰え、3位での突破を狙う2連敗中のアルバニアも同様だ。
いうまでもなく鍵を握るのはアタッカー陣の出来。とはいえ両者とも堅守が光る一方で、ルーマニアはPKでの2ゴールのみ、アルバニアはノーゴールと、攻撃面で不安を残している。
ルーマニアはボール奪取後の素早い散らしから、サイドに展開するまではスムーズだが、崩しからフィニッシュにかけてのアイデアに欠けるうえ、厚みにも乏しい。求められるのは、SBの積極的な攻撃への関与、さらにはエースのスタンクを中心とした2列目から前の面々の連動した動きだろう。とくに、アンカーのクケリが出場停止となる相手の最終ライン手前のスペースを効果的に突けるかは、大きなポイントになりそうだ。
タレントの質・量ともに劣るアルバニアは、スイス戦、フランス戦で見せた粘り強いディフェンスをベースに、前掛かりになった相手の隙を突きたい。ボールを奪ってからの迅速なトランジションはもちろん、ここまで決定力不足を露呈している主砲サディクの奮起も当然、重要なファクターとなる。
いずれにしても、命運を握るのは攻撃の精度。チャンスを確実にモノにできないようでは、ベスト16進出は成しえない。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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