最大の魅力は、非凡な決定力。
香川真司を擁するドルトムントが、フランスのリーグ・アンで活躍した有望株をまたひとり手に入れた。
19歳のウインガー、ウスマンヌ・デンベレに続いて獲得したのが、ロリアンの左SBラファエウ・ゲレイロ。レアル・マドリーやパリSGなど多くのビッグクラブが熱視線を注いでいた22歳のレフティーと、6月16日に4年契約を結んだ。
ポルトガル人の父とフランス人の母の下、93年にパリ近郊で生まれたゲレイロは、ニコラ・アネルカやティエリ・アンリらを輩出したINFクレールフォンテーヌの出身だ。
08年にフランスのカーンに籍を移すと、12年7月にリーグ・ドゥ(フランス2部)でプロデビュー。すぐさまレギュラーの座を掴み、その12-13シーズンにUNFP(フランスの選手組合)が選ぶ最優秀左SBに輝いた。
声価を大きく高めたのは、13-14シーズンから3シーズン在籍したロリアン時代だ。2年目には左サイドアタッカーの新境地を開拓し、キャリア最多の7得点をマークした。
そうした目覚ましい活躍により、フランスとポルトガルの両サッカー連盟から声がかかるなか、本人は父の祖国であるポルトガルの代表を選択する。そして14年11月にA代表初キャップをマークすると、EURO2016の登録メンバー入りも果たす。そのEUROではアイスランドとの初戦で左SBのスタメンに抜擢され、フル出場を飾った。
最大の魅力は非凡な決定力で、左サイドからダイアゴナルに仕掛けて強烈なシュートを放つのが十八番。勝負強さも特筆に値する。15-16シーズンは絶対王者パリSGとの一戦(24節)で同点ゴールを決め、27節のギャンガン戦では3-3で迎えた後半ロスタイムに決勝点となるFKを叩き込んだ。
攻撃性能の高さは、ドルトムントの左SBマルセル・シュメルツァーを凌駕する。飛ぶ鳥を落とす勢いのゲレイロが、即座にレギュラーに定着する可能性は十分にある。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
19歳のウインガー、ウスマンヌ・デンベレに続いて獲得したのが、ロリアンの左SBラファエウ・ゲレイロ。レアル・マドリーやパリSGなど多くのビッグクラブが熱視線を注いでいた22歳のレフティーと、6月16日に4年契約を結んだ。
ポルトガル人の父とフランス人の母の下、93年にパリ近郊で生まれたゲレイロは、ニコラ・アネルカやティエリ・アンリらを輩出したINFクレールフォンテーヌの出身だ。
08年にフランスのカーンに籍を移すと、12年7月にリーグ・ドゥ(フランス2部)でプロデビュー。すぐさまレギュラーの座を掴み、その12-13シーズンにUNFP(フランスの選手組合)が選ぶ最優秀左SBに輝いた。
声価を大きく高めたのは、13-14シーズンから3シーズン在籍したロリアン時代だ。2年目には左サイドアタッカーの新境地を開拓し、キャリア最多の7得点をマークした。
そうした目覚ましい活躍により、フランスとポルトガルの両サッカー連盟から声がかかるなか、本人は父の祖国であるポルトガルの代表を選択する。そして14年11月にA代表初キャップをマークすると、EURO2016の登録メンバー入りも果たす。そのEUROではアイスランドとの初戦で左SBのスタメンに抜擢され、フル出場を飾った。
最大の魅力は非凡な決定力で、左サイドからダイアゴナルに仕掛けて強烈なシュートを放つのが十八番。勝負強さも特筆に値する。15-16シーズンは絶対王者パリSGとの一戦(24節)で同点ゴールを決め、27節のギャンガン戦では3-3で迎えた後半ロスタイムに決勝点となるFKを叩き込んだ。
攻撃性能の高さは、ドルトムントの左SBマルセル・シュメルツァーを凌駕する。飛ぶ鳥を落とす勢いのゲレイロが、即座にレギュラーに定着する可能性は十分にある。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部