声で周りを動かしてけるのは大きなアドバンテージ
浦和レッズは地元で始動し、1月13日から沖縄でキャンプをスタートさせている。昨年の途中から再任したマチェイ・スコルジャ監督はこれまでの結果から、良くも悪くも守備的なイメージが付いている部分もあるが、キャンプでは攻撃面の構築に意欲を見せており、リーグ優勝に向けて得点力を上げるという課題に向き合っていることが伝わってくる。
基本的には攻撃側が数的優位となるメニューが多く、その中で後ろからのボールの動かし方、そしてアタッキングサードに進んだ時の2列目からの裏抜けや、中央とサイドのローテーションといった点は意識されており、守備は強みとしながらも、ボールを握ったところからいかに得点を奪うかは、今シーズンのテーマになっていきそうだ。
今のチームでリーダー格になってきそうな一人が、浦和で2年目を迎える渡邊凌磨だ。ペア=マティアス・ヘグモ前監督だった昨年のキャンプでは、スタートから左サイドバックでテストされて、渡邊自身もやりがいを感じながら、同ポジションでの開幕スタメンを目ざす流れとなった。監督が交代したシーズン後半戦は4-2-3-1のトップ下で、機動力を活かして幅広く攻撃に絡む役割を担った。
今回のキャンプではボランチをやることが多い。おそらくスコルジャ監督も“10番”とも言われるトップ下の能力は認識したうえで、より中盤から攻撃を動かす役割を渡邊に期待していると考えられる。
渡邊自身は「新しいことを常に学べるのはやっぱり、自分の中で大きくて。今までたとえば、2年目とか3年目となると、どこかメリハリがなくなったキャンプ生活を送ったりとか、気がついたら終わっていることが多かったんですけど、そうじゃなくて学ぶ姿勢があれば、1日1日を大事にして過ごせる」と意欲的だ。
基本的には攻撃側が数的優位となるメニューが多く、その中で後ろからのボールの動かし方、そしてアタッキングサードに進んだ時の2列目からの裏抜けや、中央とサイドのローテーションといった点は意識されており、守備は強みとしながらも、ボールを握ったところからいかに得点を奪うかは、今シーズンのテーマになっていきそうだ。
今のチームでリーダー格になってきそうな一人が、浦和で2年目を迎える渡邊凌磨だ。ペア=マティアス・ヘグモ前監督だった昨年のキャンプでは、スタートから左サイドバックでテストされて、渡邊自身もやりがいを感じながら、同ポジションでの開幕スタメンを目ざす流れとなった。監督が交代したシーズン後半戦は4-2-3-1のトップ下で、機動力を活かして幅広く攻撃に絡む役割を担った。
今回のキャンプではボランチをやることが多い。おそらくスコルジャ監督も“10番”とも言われるトップ下の能力は認識したうえで、より中盤から攻撃を動かす役割を渡邊に期待していると考えられる。
渡邊自身は「新しいことを常に学べるのはやっぱり、自分の中で大きくて。今までたとえば、2年目とか3年目となると、どこかメリハリがなくなったキャンプ生活を送ったりとか、気がついたら終わっていることが多かったんですけど、そうじゃなくて学ぶ姿勢があれば、1日1日を大事にして過ごせる」と意欲的だ。
現在ボランチは昨年からの主力であるサミュエル・グスタフソン、安居海渡に加えて、広島から移籍してきた松本泰志がポジション争いに加わっている。岡山からレンタルバックの早川隼平もボランチで何度かテストされているが、そういう選手たちと比べても、渡邊は声で周りを動かしてけるのは大きなアドバンテージだ。
個人のタレント力は高いが、全体的に大人しい雰囲気もある浦和において、渡邊には声を出し合う流れを作っていくことが求められる。
「やっぱり声を出すって、僕は技術とまでは言わないけど、結構できない選手が多いなかで、できる選手ができない選手に言うのもなかなか難しい部分はあるけど、そういう熱量を持ってやっていけば、チーム全員が声を出していけるんじゃないかと感じています」
もちろん、それはどこのポジションであろうと必要になるが、キャンプでの練習を見ていても、渡邊が中盤にいると攻守のガイドラインを引いていきやすい部分もある。またスコルジャ監督が攻撃力アップの鍵として掲げる“ボランチに8番タイプを二枚置く”スタイルを押し進める意味でも、この起用法は浦和の進化の鍵になりうる。
【画像】際立つデザインがずらり! Jクラブの2025年シーズン新ユニホームを特集!
個人のタレント力は高いが、全体的に大人しい雰囲気もある浦和において、渡邊には声を出し合う流れを作っていくことが求められる。
「やっぱり声を出すって、僕は技術とまでは言わないけど、結構できない選手が多いなかで、できる選手ができない選手に言うのもなかなか難しい部分はあるけど、そういう熱量を持ってやっていけば、チーム全員が声を出していけるんじゃないかと感じています」
もちろん、それはどこのポジションであろうと必要になるが、キャンプでの練習を見ていても、渡邊が中盤にいると攻守のガイドラインを引いていきやすい部分もある。またスコルジャ監督が攻撃力アップの鍵として掲げる“ボランチに8番タイプを二枚置く”スタイルを押し進める意味でも、この起用法は浦和の進化の鍵になりうる。
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