• トップ
  • ニュース一覧
  • “FW王国”湘南で2人の若き点取り屋が二桁ゴール達成! 町野と大橋に次ぐ新エース候補はさらなる飛躍を果たせるか

“FW王国”湘南で2人の若き点取り屋が二桁ゴール達成! 町野と大橋に次ぐ新エース候補はさらなる飛躍を果たせるか

カテゴリ:Jリーグ

岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

2024年12月01日

22年以降、FWが次々と目覚ましい結果を残している

横浜戦で二桁ゴールを達成した鈴木章(左)と福田(右)。日本代表の町野や大橋を輩出した湘南から、再び有望なFWが生まれている。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 11月30日、湘南ベルマーレはJ1第37節で横浜F・マリノスとホームで対戦した。

 終盤まで2-1でリードしながらも、89分と90+4分の失点で逆転を許し、手痛い黒星を喫した湘南だが、大きな収穫も得た。FWの鈴木章斗と福田翔生がJ1でキャリア初の二桁ゴールを達成したのだ。

 鈴木章は27分、左CKをDF大岩一貴がフリックしたボールを押し込み先制点をマーク。福田は67分、GK上福元直人のロングパスに抜群のタイミングで抜け出すと、相手GKとの1対1で鮮やかなループシュートを決めてみせた。
【動画】福田翔生が美しいループ弾で今季10点目!
 ふたりの若き点取り屋は、それぞれ喜びと今後への意気込みを口にした。

「セットプレーについて、ガンちゃん(大岩)は練習からニアでそらすのが上手いし、真ん中に立っていれば自分のところに来る予感がした。二桁への喜びはもちろんあるけど、今は試合に負けた悔しさの方が大きいです。

 来季に今季以上の結果を残すためには、継続が大事。今年の取り組みを来年も続けられれば、必然的に結果もついてくるはずですし、そのなかで見えてくる課題もあると思うので、そこは随時修正しつつ、成長できれば」(鈴木章)

「カミ君(上福元)とは裏を狙おうという話をしていたので、来るかなと思って走ったら良いボールを出してくれた。二桁はすごく取りたかったので嬉しいです。その後のオフサイドでゴールが取り消しになったシーン(70分)や、試合の結果については悔しいけど、今季の残り1試合、やり返すチャンスがあるので、変わらずにやり続けたいです」(福田)

 2022年に町野修斗(現・ホルシュタイン・キール)が13点をマークして以降、23年に大橋祐紀(現・ブラックバーン)が13点、そして今季はここまでルキアンが11点、鈴木章と福田がそれぞれ10点と、FWが次々と目覚ましい結果を残している。

 J屈指の“FW王国”となりつつある湘南で、ふたりの若きストライカーはさらなる飛躍を果たせるか。また、彼らに続くストライカーは現われるのか。来季以降も注目していきたい。

取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

【記事】「ワールドクラスのウイングをスカウト」1G1Aと躍動の久保建英をプレミア強豪4クラブが視察と英報道!かつて“冷遇”した指揮官率いる驚きのクラブも…
 
【関連記事】
山田直輝が湘南でプレーする意味。2度救ってくれた感謝と恩返し。34歳MFが今季限りで退団「こんな僕を頼ってくれて、本当にありがとう」
「小さい頃に見ていた選手」今季限りで湘南を退団する山田直輝へ、後輩MFの感謝の想い「フェアな関係性を築いてくれた」
「町田の逆転優勝あるな」「戦わずしてJ2降格決定」J1第37節の暫定順位表に反響続々!「磐田は最終節に希望を繋ぎました」
「地に足がついていない選手がいた。そういった甘さは必要ない」ヴィッセル武藤嘉紀が苦言。アウェー柏戦で辛くもドロー「これ以上、大きな勝点1は存在しない」
初の移籍→海外挑戦→日本代表デビュー!大橋祐紀が語る超濃密な1年。辿り着いた1つの答え「サッカーって良いスポーツ」【現地発】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年6月号
    5月10日発売
    KASHIWA REYSOL
    柏レイソル大解剖
    魅惑的な「リカルド戦術」の正体
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ