久保建英を擁するレアル・ソシエダは現地11月28日に開催されたヨーロッパリーグ（EL）のリーグフェーズ第５節で、オランダの強豪アヤックスとホームで対戦。２－０で快勝を飾った。

　この試合に先発した久保は「リオネル・メッシのよう」と称賛されたドリブルからの得点など、１ゴール・１アシストをマーク。鮮烈な活躍を見せた。

　この試合を、プレミアリーグの強豪２クラブは視察していたようだ。英メディア『TBR FOOTBALL』が「アーセナルとリバプールは今週、ヨーロッパリーグでワールドクラスのウインガーをスカウトした」と伝えている。

「アーセナルとリバプールはともに新たなウインガーを探している。リバプールはモハメド・サラーの契約問題が未解決のため、サラーの代わりを必要とする可能性があり、一方のアーセナルはブカヨ・サカの代わりを必要としている。実際、アーセナルは最近、サカを過剰に起用していると非難されており、サイドの層をもう少し厚くした方が良いかもしれない」
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　記事は、「両チームとも近いうちに右サイドのポジションの補強を検討するかもしれない。今週はそのポジションでラ・リーガで最も優秀なタレントの一人に目を向けた」と続けた。

　同メディアは「今では、アーセナルとリバプールがクボの成長に引き続き興味を示しており、アストン・ビラとニューカッスルも注視していることが確認できる」とし、こう綴っている。

「木曜日の夜、アーセナル、リバプール、アストン・ビラ、ニューカッスルの４チームがスペインに集結し、クボがゴールとアシストをマークし、ソシエダがアヤックスに２－０で勝利するのを目撃した。TBR FOOTBALLは、プレミアリーグのクラブがこの試合で数多くのターゲットを狙っていたと理解している。クボだけでなく、マルティン・スビメンディやヨレル・ハトなどもターゲットに含まれていたが、ハトはクボに苦戦を強いられた」

　アストン・ビラと言えば、かつて久保がビジャレアルでプレーしていた際、満足な出場時間を与えず、“冷遇”したウナイ・エメリ監督が率いている。ビラも獲得に関心を持っているという事実はやや驚きと言えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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