新天地で華麗な復活
今季のJ1リーグ前半戦、鹿島アントラーズでゴールを奪えなかった土居聖真(11試合出場・0得点)が、モンテディオ山形への移籍(7月25日)をきっかけに完全復活。トップ下で攻撃のタクトを振るって、J2リーグの14試合で5ゴール・2アシストをマークした。
下部組織時代を含め約20年在籍した鹿島を離れる行為は決して簡単ではなかったはずだ。それでも、「そろそろ何かにチャレンジしなきゃいけない時期にきた」と直感的に思い、家内以外に相談せず新天地に移る決断を下す。
「得点に絡んでほしい」という渡邉晋監督(山形)の要求に応えるかのように、土居は下位に沈んでいたチームを引き上げる原動力になった。生まれ育った故郷の、しかも自分を強く必要としてくれるクラブで、彼は華麗な復活を遂げたのだ。“移籍の理想形”を示したのが、今季の土居だった。
下部組織時代を含め約20年在籍した鹿島を離れる行為は決して簡単ではなかったはずだ。それでも、「そろそろ何かにチャレンジしなきゃいけない時期にきた」と直感的に思い、家内以外に相談せず新天地に移る決断を下す。
「得点に絡んでほしい」という渡邉晋監督(山形)の要求に応えるかのように、土居は下位に沈んでいたチームを引き上げる原動力になった。生まれ育った故郷の、しかも自分を強く必要としてくれるクラブで、彼は華麗な復活を遂げたのだ。“移籍の理想形”を示したのが、今季の土居だった。
故郷ということもあって山形のサッカーを観る機会もあった土居は、今回の移籍加入について「マイナスなイメージが全く湧かなかった」という。むしろ、「もっと山形のサッカーをよくできるな」と考えていた。
博打ではなく、しっかりとしたビジョンを持っていたからこその活躍とも言えるだろう。その点で、土居は非常に賢い。自分がどこに行けば選手として改めて価値を高められるか、そうした感覚を持つことはプロとしてかなり重要だ。
決断すべきタイミングで正しい決断ができる土居は真のプロフェッショナル。そう言っても大袈裟ではないだろう。
故郷に戻った初年度にいきなりJ1昇格を果たせれば、それこそ特大のサクセスストーリーだ。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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博打ではなく、しっかりとしたビジョンを持っていたからこその活躍とも言えるだろう。その点で、土居は非常に賢い。自分がどこに行けば選手として改めて価値を高められるか、そうした感覚を持つことはプロとしてかなり重要だ。
決断すべきタイミングで正しい決断ができる土居は真のプロフェッショナル。そう言っても大袈裟ではないだろう。
故郷に戻った初年度にいきなりJ1昇格を果たせれば、それこそ特大のサクセスストーリーだ。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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