日本人関連の移籍ネタは、非常に限られているのが実情だ。

12年から2シーズンはニュルンベルクに在籍し、そして14年にはハノーファーへ移籍。ここでも2年間を過ごし、チームが2部に降格したこともあり、スペインへの挑戦権を掴んだ。(C)Getty Images
シーズンオフに突入したドイツでは、毎日、新たな移籍の話題がメディアを賑わせている。日本人関連では、ハノーファーの清武弘嗣が、ヨーロッパリーグ3連覇中のセビージャに移籍することが決定的だと専門誌『キッカー』、大衆紙『ビルト』ともに報じている。
しかし、日本人の移籍ネタは、非常に限られているのが実情だ。清武に関しても『キッカー』が7日に報じた「この夏、重要な移籍注目選手」という欄には挙がっていなかった。
まずメガクラブのビッグネームの動向を見極めて、中、小規模クラブの“玉突き”が起きるのが移籍マーケットの基本的な流れ。また、EUROの開催が近づいていることも関係しているだろう。
現段階では、日本人選手にまでドイツメディアの関心が及んでいないとも言える。その意味では、複数のクラブのターゲットとなった清武が、“超注目銘柄”ではないにせよ、ドイツで興味を持たれていることが分かる。
その清武の移籍に関して、大衆紙『ビルト』は連日大々的に報じている。7日には「セビージャが6.5ミリオンユーロを清武に支払う」と題し、間もなく完全移籍で4年契約が結ばれると伝えている。
さらに8日には関連記事として、「清武が65万ユーロをもたらす!」と題し、元所属のニュルンベルクが、移籍金の約1割にあたる65万ユーロ(約7900万円)を規定により受け取ることを報じている。「このお金は、クラブが当初期待していたものではなかった」そうだ。
そして、トルコのブルサスポルに所属する細貝萌に関しては、いくつかの報道がされている。
アウクスブルクとヘルタ・ベルリンで細貝を重用した“恩師”ヨス・ルフカイが、2部降格の決定したシュツットガルトの監督に就任することが決定している。そこで地元紙『シュツットゥガルター・ツァイトゥング』は5月27日、「ルフカイは過去に一緒に仕事をした実績のある選手を、課題のポジションに起用したい方針」として、細貝が候補に挙がっていると報じている。
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しかし、日本人の移籍ネタは、非常に限られているのが実情だ。清武に関しても『キッカー』が7日に報じた「この夏、重要な移籍注目選手」という欄には挙がっていなかった。
まずメガクラブのビッグネームの動向を見極めて、中、小規模クラブの“玉突き”が起きるのが移籍マーケットの基本的な流れ。また、EUROの開催が近づいていることも関係しているだろう。
現段階では、日本人選手にまでドイツメディアの関心が及んでいないとも言える。その意味では、複数のクラブのターゲットとなった清武が、“超注目銘柄”ではないにせよ、ドイツで興味を持たれていることが分かる。
その清武の移籍に関して、大衆紙『ビルト』は連日大々的に報じている。7日には「セビージャが6.5ミリオンユーロを清武に支払う」と題し、間もなく完全移籍で4年契約が結ばれると伝えている。
さらに8日には関連記事として、「清武が65万ユーロをもたらす!」と題し、元所属のニュルンベルクが、移籍金の約1割にあたる65万ユーロ(約7900万円)を規定により受け取ることを報じている。「このお金は、クラブが当初期待していたものではなかった」そうだ。
そして、トルコのブルサスポルに所属する細貝萌に関しては、いくつかの報道がされている。
アウクスブルクとヘルタ・ベルリンで細貝を重用した“恩師”ヨス・ルフカイが、2部降格の決定したシュツットガルトの監督に就任することが決定している。そこで地元紙『シュツットゥガルター・ツァイトゥング』は5月27日、「ルフカイは過去に一緒に仕事をした実績のある選手を、課題のポジションに起用したい方針」として、細貝が候補に挙がっていると報じている。
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