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レジェンド4人が代表引退。“新生”ドイツ代表の現在地「後継者は簡単に見つからないと思われたが…」【現地発コラム】

カテゴリ:連載・コラム

中野吉之伴

2024年10月24日

4人合計で451試合

セレモニーに姿を現わした(左から)ギュンドアン、ミュラー、ノイアー。(C)Getty Images

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 ドイツ代表がオランダ代表と対戦したネーションズリーグの試合前、満員のアリアンツアレーナ(ミュンヘン)のゴール裏に「LEGENDEN DANKE FUR ALLES,JUNGS」というコレオが出現した。

 EURO2024を最後に代表を引退したドイツ代表のレジェンド4人へ感謝の意を最大限に表したファンからのメッセージだ。マヌエル・ノイアー(代表通算124試合)、トーマス・ミュラー(131試合)、トニ・クロース(114試合)、イルカイ・ギュンドアン(82試合)と4人合計で451試合にも及ぶ。

 ノイアー、ミュラー、クロースの3人は2014年のワールドカップ優勝の立役者だ。ギュンドアンは負傷で同大会に参戦できなかったが、EURO2024ではキャプテンを務めた。

 4人ともピッチ上だけではなく、ピッチ外でもドイツサッカー界の顔として重要な役割を担っていた。その貢献の大きさには計り知れないものがある。クロースは所用で欠席となったが、ノイアー、ミュラー、ギュンドアンの3人はグラウンドに姿を現し、オフィシャルにファンの前で代表からお別れとなった。

 またこの日は彼らだけではなく、退任するスタッフ5人にも同じようにセレモニーが準備されていた。心理学士のハンスディーター・ヘアマン、フィジオのヴォルフガング・ブンツ、チームマネージャーのトーマス・ベヘシチ、広報コーディネーターのウリ・フォイクト、アディダススタッフのクリスティアン・シュターツ。映像とともに名前が読み上げられ、最後には「DANKE!(ありがとう!)」の言葉が映し出される。
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 スタジアムのファンからは大きな、温かい握手。目立たないかもしれないが、様々な人の助けと力で成り立っているのだ。スタッフの人たちへのリスペクトを感じさせられる素敵なシーンだった。

 ユリアン・ナーゲルスマンがドイツ代表監督に就任して1年が経つ。地元開催のEUROでは優勝したスペインに敗れて準々決勝で大会を去ることにはなったものの、その試合内容と戦いぶりにファンの熱狂を取り戻すことができた。

 このオランダ戦ではジャマル・ムシアラ、カイ・ハバーツ、ダビト・ラウム、デニス・ウンダフら多くの負傷者がいながら、新戦力が台頭し快勝した。
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