ついにネイマールがピッチに戻ってきた。
23年10月18日の北中米ワールドカップ南米予選、ウルグアイ戦(第4節)で左膝の前十字靭帯断裂と半月版損傷の大怪我を負ったネイマールが、実に369日ぶりの公式戦復帰を果たした。
現地時間10月21日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグエリートのアル・アイン戦(第3節)で、アル・ヒラルのネイマールは77分から途中出場。昨シーズンの大会王者を相手に股抜きドリブル、負傷していた左足で際どいシュートを放つなど存在感を放った。
試合はアル・ヒラルが退場者を出しながらも5-4で乱打戦を制し、リーグステージ3連勝を飾っている。
【動画】ネイマールが369日ぶりにピッチへ!
左膝の前十字靭帯断裂と半月板損傷からカムバック
試合終了直後、ピッチ上でネイマールがクラブ公式カメラに向けて復帰できた喜びを伝えた。
「いい気分だよ。とてもつらかったけど、僕はいつだって良いチームに恵まれている。とてもハッピーさ。ただいま!」
今シーズン初出場を果たしたネイマールだが、サウジプロリーグでは外国籍選手の登録に制限があり、来年1月まで国内リーグでプレーできない状況となっている。
ネイマールはここからトップフォームを取り戻し、かつての輝きを放つことができるだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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