【15-16ブンデスリーガ】順位、ランキング、昇降格……歴史的シーズンを改めてチェック!!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年05月15日

フランクフルトは残留を懸けて19、23日にプレーオフに臨む。

ジョゼップ・グアルディオラ監督の最終年で4連覇の偉業を成し遂げたバイエルン。ただ、CL準決勝敗退は大きな失望であり、来シーズンに課題を残した。 (C) Getty Images

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抜群の決定力を発揮したレバンドフスキ。調子に波があったオーバメヤンとは対照的に、シーズンを通してコンスタントに数字を伸ばし、2シーズンぶりの戴冠を果たした(前回はドルトムント在籍時)。 (C) Getty Images

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 昨年8月に開幕した2015-16シーズンのブンデスリーガも、5月14日(現地時間)に最終節が行なわれ、終わってみればバイエルンが圧倒的な成績を残し、史上初のリーグ4連覇を達成した。
 
 バイエルンはオープニングゲームでハンブルク相手に5-0で大勝すると、そこから白星街道をばく進し、8節にはドルトムントとの首位攻防戦を5-1で制するなど圧倒的な強さを披露して、連勝を10まで伸ばした。
 
 その後、2位ドルトムントとの勝点差は広がったり縮まったりしながらも、結局は一度も首位を譲ることなく、33節に通算26回目(もちろんリーグ最多)のリーグ優勝を果たした。
 
 ドルトムントは78勝点という、優勝してもおかしくない数字を残したものの、バイエルンには歯が立たなかった。得点王争いでも、ピエール=エメリク・オーバメヤンがハイペースでゴールを量産したものの、バイエルンのロベルト・レバンドフスキにはそれ以上の勢いを見せ付けられた。
 
 下位に目を向けると、日本人選手3人が所属するハノーファーは浮上できないまま最下位。シーズン途中の監督交代なども奏功せず、シーズンわずか7勝に終わった。また、ここ数シーズンは何とか粘ってきたシュツットガルトも、ついに1974-75シーズン以来の2部リーグ降格となった。
 
 長谷部誠が所属するフランクフルトは16位ということで、ブンデスリーガ2(2部リーグ)の3位、ニュルンベルクとプレーオフを行なう。第1戦は19日(現地時間)にフランクフルトのホームで、2戦目は23日にニュルンベルクのホームで開催される。
 
◇最終順位
優勝 バイエルン 28勝4分2敗
2位 ドルトムント 24勝6分4敗
3位 レバークーゼン 18勝6分10敗
4位 ボルシアMG 17勝4分13敗
5位 シャルケ 15勝7分12敗
6位 マインツ 14勝8分12敗(得失点差4)
7位 ヘルタ・ベルリン 14勝8分12敗(得失点差0)
8位 ヴォルフスブルク 12勝9分13敗
9位 ケルン 10勝13分11敗
10位 ハンブルク 11勝8分15敗
11位 インゴルシュタット 10勝10分14敗
12位 アウクスブルク 9勝11分14敗
13位 ブレーメン 10勝8分16敗
14位 ダルムシュタット 9勝11分14敗
15位 ホッフェンハイム 9勝10分15敗
16位 フランクフルト 9勝9分16敗
17位 シュツットガルト 9勝6分19敗
18位 ハノーファー 7勝4分23敗
 
◇来季チャンピオンズ・リーグ出場
本選グループリーグ出場:バイエルン、ドルトムント、レバークーゼン
プレーオフから出場:ボルシアMG
◇来季ヨーロッパリーグ出場
本選グループリーグ出場:シャルケ
プレーオフから出場:マインツ
予選3回戦から出場:ヘルタ・ベルリン
 
◇1部昇格
フライブルク(2部優勝)、ライプツィヒ(2部2位)
◇2部降格
ハノーファー、シュツットガルト
◇残留昇格プレーオフ出場
フランクフルト、ニュルンベルク(2部3位)
 
◇得点ランキング5傑&日本人
得点王 レバンドフスキ(バイエルン) 30
2位 オーバメヤン(ドルトムント) 25点
3位 ミュラー(バイエルン) 20点
4位 エルナンデス(レバークーゼン) 17点
5位 モデスト(ケルン) 15点
 
19位 香川(ドルトムント) 9点
32位 武藤(マインツ) 7点
48位 清武(ハノーファー) 5点
99位 原口(ヘルタ・ベルリン) 2点
143位 大迫(ケルン) 1点
143位 長谷部(フランクフルト) 1点
143位 酒井宏(ハノーファー) 1点

紆余曲折があった今シーズンの香川真司。一時は大きく序列を下げたといわれたが、そこから這い上がってスタメンの座を取り戻した。その経緯を考えれば、29試合出場9得点は立派な数字だ。 (C) Getty Images

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酒井宏樹はSBとして存在感を示し、清武弘嗣はリーグ全体においても高く評価された。しかしチームは最下位……。清武の長期負傷欠場など、数々のトラブルが最後までチームの歯車を狂わせた。海外初挑戦の山口蛍も、気の毒な点が多々あった。 (C) Getty Images

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