• トップ
  • ニュース一覧
  • 「4-2-3-1になった時にアジアカップで難しいシチュエーションが多かったなかでどうすればいいのか」南野拓実がシリア戦後に明かした苦悩【W杯予選】

「4-2-3-1になった時にアジアカップで難しいシチュエーションが多かったなかでどうすればいいのか」南野拓実がシリア戦後に明かした苦悩【W杯予選】

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2024年06月12日

やはり中央のエリアでプレーしてこそ

シリア戦で1ゴールを決めた南野。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 3-4-2-1システムでスタートさせて、最終的にシリアを5-0で撃破した試合を振り返り、2シャドーの一角で先発出場した南野拓実は「配置的にもみんな特長を出しやすかった」とコメント。続けて「欲しいタイミングでゴールがポンポンと入った中で、試合を上手く運ぶことができました」と内容にも手応えを感じているようだった。

「2次予選なので相手のレベルとかがありますけど、攻撃的な意味での3バックで良いシーンを出せたと思います」

 南野のコメントで興味深かったのは苦悩を明かした部分、具体的には3バックシステムから4バックに変更した後半の戦いぶりについて触れた点だ。

「4-2-3-1になった時にアジアカップで難しいシチュエーションが多かったなかでどうすればいいのか、個人的にもすごく考えていました。ワイドに張ってスペースを空けたうえでどのタイミングで自分が関わっていくか、得意なシチュエーションを活かすのであれば自分は中に入って、外を誰に任せるかとか、そういうところを上手く連係しながらプレーできたのが良かったです」
 
 後半の頭から任された4-2-3-1システムの左サイドハーフで南野は正直、機能していると言い難かった。持ち味をより発揮できたのは、トップ下に移行した62分以降だろう。85分にドリブルで切り込んで自らの右足でダメを押したシーンが、南野にとってこの日最大のハイライトだった。

 やはり、中央のエリアでプレーしてこそ、南野は活きる。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

【PHOTO】20年ぶり広島市で代表戦!エディオンピースウイング広島に集結した日本代表サポーター!(場外編)
【関連記事】
「日本、イランとの対戦を回避した」韓国が中国に1-0勝利で“アジア3位確定”と地元メディアが安堵!最終予選での27年ぶり日韓戦は実現せず【W杯予選】
アジア最終予選進出の全18か国が出揃う! 日本やイラン、韓国、カタール、豪州、サウジなど列強がずらり。組み分け抽選会は6月27日に開催【W杯予選】
「サムライはTMであるかのように勝利」日本は5-0で完勝、敵国シリアのメディアが嘆き「奇妙なことにGKが最高の選手だった」
「もはやスポーツではない」中田英寿が“高額報酬”でのサウジ移籍に見解「カネがサッカーをダメにしている」
「ヒデは怪物だった」“ローマの英雄”トッティが元同僚の中田英寿を回想!「ずば抜けた選手でありながら、ピッチ外でも...」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年6月号
    5月10日発売
    KASHIWA REYSOL
    柏レイソル大解剖
    魅惑的な「リカルド戦術」の正体
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ