• トップ
  • ニュース一覧
  • 「天才的な選手」12連覇を逃したバイエルンで評価を高める生え抜きのMFパブロビッチとは何者か

「天才的な選手」12連覇を逃したバイエルンで評価を高める生え抜きのMFパブロビッチとは何者か

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2024年04月24日

多くを語らずに、声はか細い

評価を高めているパブロビッチ。(C)Getty Images

画像を見る

 とてつもない才能だ。スラっとしていて、一見すれば、肉弾戦には不向きなセントラルMFに映る。だが、戦える。バスティアン・シュバインシュタイガーのように、中盤での激しいコンタクトプレーを厭わない。容易に当たり負けしない体幹の強さ、ボールに対する執着心の大きさも感じさせる。

 昨年11月にバイエルンとプロ契約を結んだ19歳で、そのアレクサンダル・パブロビッチは生粋のボールハンターというわけではない。労を惜しまずに走り、ボールを要求してはパスを散らし、時にゴールも決める。

 ヨズア・キミッヒの不在時は、右利きのプレースキッカーとしてスタンバイ。正確なFK、CKを放つ。やはり10代にして並み居るスターをよそに、チームのリスタートを担当していたトニ・クロースの姿を重ねずにはいられない。
【PHOTO】ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
 プレーの端々から窺える強靭なパーソナリティーも魅力だ。昨年11月のドルトムント戦では60分にピッチへと送り込まれると、デア・クラシカー特有の雰囲気にも飲まれずに堂々と持ち味を発揮し、強さも速さも申し分がない縦パスで初アシストを記録した。多くを語らずに、声はか細い。しかし、ミックスゾーンでのどこか不安そうな姿とは対照的に、パブロビッチが見せるピッチ上でのプレーは実に雄弁だ。

 2023-24シーズンのバイエルンに突如として現われたライジングスターは、すでにレジェンドの心も掴んでいるようだ。ドイツ代表の名誉キャプテンで、現在は解説者として活躍するローター・マテウスは『スカイ』でこう絶賛している。

「天才的な選手だ。アカデミー出身で、大きなポテンシャルを持っている。よく走るし、ポジショニングも良い。シュバインシュタイガーやフィリップ・ラーム、トーマス・ミュラーのような選手になる可能性があるよ」
【関連記事】
「バイエルンはトミヤスを獲得していればと...」現地識者が評価した冨安健洋の“ザネ封じ”
「ドイツは負けるべくして負けた」日本の急成長を実感する広島のスキッベ監督が、両国を冷静に客観視「世界トップに引けを取らない」とリスペクトも
なぜ長谷部誠は40歳で現役引退を決断したのか。「もう5、6年も続いている」
「シンジごめんって思いながら」内田篤人、宿敵ドルトムントとのダービー前にシャルケが行うまさかの“儀式”を明かす! 中村憲剛は驚愕「本当に?」
「最強男前」「エモすぎ」内田篤人が長谷部誠との秘蔵2ショット公開!「大好きな代表の思い出がぶわぁ~」などの声

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2026年1月号
    12月12日(金)発売
    [特集]
    9年ぶりのJリーグ制覇
    鹿島アントラーズ
    鬼木体制で果たした「王座への帰還」
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年12月18日号
    12月4日(木)発売
    [特集]
    25-26 欧州リーグ前半戦レビュー
    冬の通信簿
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 第104回大会 選手名鑑
    12月10日発売
    高校サッカーダイジェストVol.43
    第104回全国高校サッカー選手権大会
    選手権名鑑
    出場48チーム
    1440選手の顔写真&プロフィールを徹底網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ