• トップ
  • ニュース一覧
  • 【岩本輝雄】日産スタジアムのピッチ、大丈夫? 選手たちがちょっとかわいそうだった“神奈川ダービー”。0-0でも面白かったけどね

【岩本輝雄】日産スタジアムのピッチ、大丈夫? 選手たちがちょっとかわいそうだった“神奈川ダービー”。0-0でも面白かったけどね

カテゴリ:連載・コラム

岩本輝雄

2024年04月04日

局面の勝負は見応え十分

マリノス対フロンターレは0-0。それにしてもピッチの状態はよくなかったね...。写真:滝川敏之

画像を見る

[J1第6節]横浜 0-0 川崎/4月3日/日産スタジアム

 マリノスとフロンターレ。近年のJ1で覇権を争ってきた両チームの対戦は、珍しく1つのゴールも生まれず、スコアレスドローで終わった。

 決定機の数で言えば、マリノスのほうが多かったかな。特に前半は何度もポストに嫌われて、あと一歩というところだった。惜しかったね。

 ゴールはなかったけど、退屈だったというわけではない。攻守にインテンシティが高く、局面の勝負は見応え十分。ある意味、0-0の状態が続いていたからこその緊張感もあった。これはこれで面白いよね。
【動画】テル、太田、福森! J屈指のレフティたちとFK対決!
 それよりも残念だったのが、ピッチの状態。茶色い部分が目立っていたし、すぐに剝がれたり。スタンドから見ても、大丈夫かな、という感じだったから、実際にプレーしている選手たちは、かなり神経を使っただろうし、ちょっとかわいそうだった。

 日産スタジアムは、昔のベストピッチ賞に何度か選ばれていて、僕も良いイメージがずっとある。でも、この日は...心配になるぐらいだった。

 マリノスもフロンターレも、ボールを大事にするサッカーが持ち味のチーム。その良さを出し切れていなかったように見えた。もちろん、すべてがピッチのせいではないだろうけど、もう少し良い環境で、多くの注目を集めた“神奈川ダービー”を見たかった。

【著者プロフィール】
岩本輝雄(いわもと・てるお)/1972年5月2日、51歳。神奈川県横浜市出身。現役時代はフジタ/平塚、京都、川崎、V川崎、仙台、名古屋でプレー。仙台時代に決めた“40メートルFK弾”は今も語り草に。元日本代表10番。引退後は解説者や指導者として活躍。「フットボールトラベラー」の肩書で、欧州CLから地元の高校サッカーまで、ジャンル・カテゴリーを問わずフットボールを研究する日々を過ごす。23年に『左利きの会』を発足。

【記事】かつての輝きはどこへ。森保ジャパンで主力中の主力だった頃の面影はなく、FC東京戦で存在感を示せなかった“浦和の10番”
 
【関連記事】
かつての輝きはどこへ。森保ジャパンで主力中の主力だった頃の面影はなく、FC東京戦で存在感を示せなかった“浦和の10番”
「コイツ、すげぇーな」内田篤人が“大物になる”と太鼓判を押した19歳の日本人DFは?
「お前らみたいなサッカー後進国に何ができるんだ」本田圭佑、オランダ時代の“差別被害”を告白。「日本から車のメーカーの奴が来て...」
「俺はもうサッカーは一切見ない」中田英寿が指摘する現代フットボールの問題点「分かっていない人が多い」
「エンドウとプレーすることで...」リバプール10番の“覚醒”は遠藤航のおかげ!クラブOBが主張。英メディアも同調「過小評価はできない」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ