• トップ
  • ニュース一覧
  • シャビ・アロンソを巡るバイエルンとリバプールの綱引き。優勢なのはどっち?【現地記者の見立て】

シャビ・アロンソを巡るバイエルンとリバプールの綱引き。優勢なのはどっち?【現地記者の見立て】

カテゴリ:メガクラブ

遠藤孝輔

2024年02月24日

現実的な選択肢は名誉会長の甥っ子

バイエルンのトゥヘル監督(左)とレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督。(C)Getty Images

画像を見る

「シャビ・アロンソ(レバークーゼン監督)の招聘には賛成だ。ただ、簡単じゃない。本命はリバプール」

 トーマス・トゥヘル監督の今シーズンかぎりでの退任を発表したバイエルンの新監督候補について、そう口を開いたのはミュンヘンの日刊紙『アーベントツァイトゥンク』で健筆を振るうパトリック・シュトラッサー記者だ。

 バイエルン取材歴25年を誇る同記者は「水面下で始まっている」リバプールとの綱引きで、ドイツ王者が「やや劣勢」と感じるという。

 では、より招聘の現実味があるバイエルンの新監督候補は――。巷ではジネディーヌ・ジダンやハンジ・フリック、アントニオ・コンテといった大物監督も取り沙汰されるが、シュトラッサー記者はまた違った名前を挙げた。

【PHOTO】世界でもっとも美しいWAG! ジンチェンコの超美人妻、ヴラダ・セダンの厳選フォトを一挙公開!
 
「ゼバスティアン・ヘーネスだ。シュツットガルトを躍進に導いているし、なによりウリの甥っ子だからね」

 ウリとは言うまでもなく、ウリ・ヘーネス名誉会長のこと。長らくバイエルンのGM、会長を務め、クラブを発展させた功労者で、以前ほど表舞台に出なくなったいまもなお他の追随を許さない発言力(権限)を有しているという。

 ジダンやコンテの招聘について、シュトラッサー記者が「可能性はほぼない」と考えるのもその名誉会長の嗜好が絡んでいるという。

「どちらもブンデスリーガに精通しているわけでもなく、ドイツ語を話せるわけでもない。ウリがとくにドイツ語話者を好むんだ」

 鶴の一声で、バイエルンの新監督があっさり決まる可能性もなくはない。

取材・文●遠藤孝輔(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
 

「エンドウなら素晴らしい補強だった」混迷バイエルンは遠藤航を獲得すべきだった!ドイツ人記者が苦言。新戦力の英代表DFを酷評「落ちぶれた選手」

【関連記事】
「シャビ・アロンソよりも…」筋金入りのファンが望むバイエルンの新監督は別格のオーラを纏う“カリスマ”【現地発】
「エンドウなら素晴らしい補強だった」混迷バイエルンは遠藤航を獲得すべきだった!ドイツ人記者が苦言。新戦力の英代表DFを酷評「落ちぶれた選手」
狂気の2戦連続退場…バイエルンDFにファン怒り「彼は破壊活動を行なっている」「もはやトゥヘル解任の個人スポンサー」
「あれはバイエルンではない」浅野に被弾などで9年ぶり3連敗…ノイアーが嘆き。ゴレツカも「終わらないホラー映画のよう」
「えげつないゴールを決めよるわ」ボーフム浅野拓磨、バイエルン戦の衝撃ゴラッソに賞賛の声!「ノイアーの天敵」「普通にまじ凄くね」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ