練習試合をする度にメンバーを入れ替え、序列をフラットに
いよいよ開幕を迎えるJ1リーグ。20チームに増えた24シーズンは、どんな戦いが繰り広げられるか。本稿ではFC東京の開幕スタメンを予想する。
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非公開の練習試合、浦和戦に関しては情報がなく、これまでの練習試合や練習での組み合わせから推察するほかはないが、それでもベンチ入りしそうな18人から20人までをある程度絞り込むことはできる。
控えを含めて、ひとまずはこの18人を選んだが、2月20日時点でコンディションが読めない選手がいるため、まだ変動していく可能性はある。もしフィジカル面の調整が間に合わず、外れる選手が生じる場合には、ここで名前を挙げなかった選手からは森重真人と東慶悟がメンバーに加わるのではないだろうか。
いずれにしても開幕戦が間近になるまでキャプテンを決めず、練習試合を実施する度にメンバーも入れ替え、選手の序列を極力フラットにし、35人のうち誰が出ても同じフットボールができるようなチーム作りを志してきた結果、粒ぞろいになったとは言える。
年齢や実績に関係なく、毎週その時点でどれだけピーター・クラモフスキー監督のオーダーに応えることができているかが選考基準になる、一戦必勝体制。指定席があると言えるのはエンリケ・トレヴィザンくらいのもので、この先発11人と控えの7人にも明確な差があるわけではない。
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
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非公開の練習試合、浦和戦に関しては情報がなく、これまでの練習試合や練習での組み合わせから推察するほかはないが、それでもベンチ入りしそうな18人から20人までをある程度絞り込むことはできる。
控えを含めて、ひとまずはこの18人を選んだが、2月20日時点でコンディションが読めない選手がいるため、まだ変動していく可能性はある。もしフィジカル面の調整が間に合わず、外れる選手が生じる場合には、ここで名前を挙げなかった選手からは森重真人と東慶悟がメンバーに加わるのではないだろうか。
いずれにしても開幕戦が間近になるまでキャプテンを決めず、練習試合を実施する度にメンバーも入れ替え、選手の序列を極力フラットにし、35人のうち誰が出ても同じフットボールができるようなチーム作りを志してきた結果、粒ぞろいになったとは言える。
年齢や実績に関係なく、毎週その時点でどれだけピーター・クラモフスキー監督のオーダーに応えることができているかが選考基準になる、一戦必勝体制。指定席があると言えるのはエンリケ・トレヴィザンくらいのもので、この先発11人と控えの7人にも明確な差があるわけではない。
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コンディション次第では直ちに入れ替わるだろうし、それはベンチとメンバー外の選手に関しても同じことだ。
戦い方に関しては、メンバー次第で若干変わるところがある。特に前線は、センターフォワードタイプのディエゴ・オリヴェイラが入った場合は1トップとトップ下、ディエゴが不在の場合は、流動的になる2トップというふたつのシステムがあり、第1節の戦い方がこうだと断定することも難しい。
あえて言うなら、どの選手が先発であっても、相手を恐れず勇気をふるい、自分たちから攻撃を仕掛けていく主体的な戦い方をしていくことだけは確かだろう。
注目はトレヴィザンと原川力の関係。ここで野澤大志ブランドンと波多野豪のどちらが務めるのか読みづらいGKからのボールをスムーズに扱い、前に動かしていければ、FC東京は自分たちのペースで試合を進めることができる。
開幕節で過去からの脱却を成し遂げられるかどうか。前に前にと自信を持ち、ボールを動かしていく戦いを見せてほしい。
取材・文●後藤勝(フリーライター)
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戦い方に関しては、メンバー次第で若干変わるところがある。特に前線は、センターフォワードタイプのディエゴ・オリヴェイラが入った場合は1トップとトップ下、ディエゴが不在の場合は、流動的になる2トップというふたつのシステムがあり、第1節の戦い方がこうだと断定することも難しい。
あえて言うなら、どの選手が先発であっても、相手を恐れず勇気をふるい、自分たちから攻撃を仕掛けていく主体的な戦い方をしていくことだけは確かだろう。
注目はトレヴィザンと原川力の関係。ここで野澤大志ブランドンと波多野豪のどちらが務めるのか読みづらいGKからのボールをスムーズに扱い、前に動かしていければ、FC東京は自分たちのペースで試合を進めることができる。
開幕節で過去からの脱却を成し遂げられるかどうか。前に前にと自信を持ち、ボールを動かしていく戦いを見せてほしい。
取材・文●後藤勝(フリーライター)
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