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「ベスト4に入る実力が無かった」鈴木啓太がイラン戦の敗北を残念がる「前半と後半でだいぶ変わってしまった」【アジア杯】

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2024年02月04日

パワー、ゲームの進め方、アグレッシブさで上回られた

鈴木氏は内容でもイランが日本を上回っていたと語る。写真:サッカーダイジェスト(現地特派)

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 元日本代表MFの鈴木啓太氏が、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。アジアカップの準々決勝、日本対イランについて語った。
【動画】鈴木啓太がイラン戦を振り返る
 森保ジャパンはイラン戦で、28分に守田英正のゴールで先制したが、55分に追いつかれると、90+6分に勝ち越され、1-2で敗れた。

 鈴木氏は、日本の出来について「前半と後半でチームがだいぶ変わってしまった感じがある。相手がやってくることを変えたのもあるけど、それに対して後半、すぐに対応できなかったところはあった」と指摘する。

 試合を通じて「プレッシングをかけているチームがイニシアチブを握っていた」と振り返る。
 
 前半はイランが前線から圧力をかけず、日本のプレッシングは効いていたという。だが後半は一転して劣勢に。「ハメられて、自分たちが落ち着いてボールを持つ時間が少なかった」と解説する。

 また攻撃では、CFの上田綺世にボールが入った時に近くに選手がいなかった状態や、ワンタッチプレーが少なかったこと、守備ではサイドで後手に回った点に注目。「イランが勝っても仕方ない内容だった。ベスト4に入る実力が無かったと取られてもしょうがない」と残念がる。特にパワー、ゲームの進め方、アグレッシブさで上回られたと分析する。

 大会を通じて日本のパフォーマンスは良くなく、「成長の踊り場にいる風にも見えてしまった」という。

 そして、今後に関しては「ワールドカップに向けての成長を止めないでほしい。次に繋がるような形として、この敗退を活かしてもらいたい」と期待した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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