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【バイタルエリアの仕事人】vol.36 中谷進之介|キープレーヤーを抑える意識は大事。最も脅威を感じたのは柏木&興梠のホットライン

カテゴリ:連載・コラム

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2024年01月31日

「本当に気が抜けない。2人からしか味わったことのない感覚」

中谷がプロキャリアの中でもっとも衝撃的だったコンビとは。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 攻守の重要局面となる「バイタルエリア」で輝く選手たちのサッカー観に迫る連載インタビューシリーズ「バイタルエリアの仕事人」。第36回は、ガンバ大阪のDF中谷進之介だ。

 前編では守備での対応の仕方や相手の分析、またG大阪への移籍を決断した理由や新天地での覚悟について訊いた。後編では10年のプロキャリアで最も脅威を感じたアタッカーや今シーズンへの意気込みを語ってもらった。

――◆――◆――

 バイタルエリアでは相手のエースに自由を与えてはいけない。キープレーヤーに対して強くマークにいく意識は大事。これまでの経験からも、各チームのエースはだいたい頭に入っていて、得点を取りそうな選手はなんとなく分かります。

 だからといって、何も考えずにマークにいっては、裏のスペースが空いてしまう。そこは塩梅を見ながら、状況によっては食いつきすぎないようにポジションをとっています。
 
 10年のプロキャリアで最も脅威を感じたのは、浦和レッズと対戦した時の柏木陽介さんと興梠慎三さんのホットライン。6年前ぐらいは常に警戒していました。

 慎三さんだけでももちろん怖いですけど、やっぱりあの動き出しにパスを出せる柏木さんのプレーは、本当に気が抜けない。あの感覚はあの2人からしか味わったことのないし、衝撃的な経験でしたね。

 チームでは、川崎のサッカーは脅威に感じます。バイタルの狭いエリアでもしっかり繋いで攻撃してくるし、たくさんの人が関わって、色んなところに目線を変えられながら、バリエーションも豊富にゴールに迫ってくる。自分としても守備をするのが難しい印象があります。

 特に一番恐ろしかったのは、三笘選手たちがいた時代ですよね。選手一人ひとりにしっかりと個の力があり、組織として一体感もあるし、パスを繋げてくるイメージがあって、本当に嫌でした。

【PHOTO】中谷進之介、松田陸らを補強したガンバ大阪が沖縄でトレーニングキャンプを実施!
 
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