レアル・ソシエダが１月４日、「久保建英は火曜日の試合中に左太ももの大腿四頭筋を負傷。理学療法による治療を開始した。数時間後、日本代表に合流するために移動し、そこで治療を続ける予定」と発表した。

　火曜日の試合とは、１－１で引き分けた１月２日のアラベス戦。前節のカディス戦で暴力的なファウルを受けた日本代表MFは、この日もチーム最多５回のファウルを受け、右足への危険なタックルで苦悶の表情を浮かべるシーンも。試合後のインタビューでは「僕は何度も傷つけられている」と苦言を呈していた。

「僕はみんなにボールプレーを楽しんでもらおうとしているけど、それが難しい試合がいくつかあった。審判も相手選手もみんな守ってくれなかったら...仕掛けようとする選手たちを、もう少し守ってあげるべきだと思う」

　アジアカップでの活躍も期待される若きエースに関して、スペイン紙『AS』は「深刻な筋肉の怪我ではない。日本代表のアジアカップ初戦、１月14日のベトナム戦には回復しているはずだ」と伝えているが、新年早々穏やかではない。
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　SNS上には心配のコメントが続々と上がっている。

「先ずはちゃんと治療して！」
「チームに残ってリカバリーした方が良いでしょ」
「治療も含め休んで準決くらいからリフレッシュした状態で出れればそれでいい」
「軽症ならいいけどグループリーグは全て温存かな」
「無理をしない事を選択してもらえるといいな」
「あんだけラフプレーされたらそりゃ怪我の１つしてしまうよな」
「この前もやられたしリーガどうなってんの？」
「タケにはペドリみたいになって欲しくないのよ。日本の宝だから」
「元気にアジアカップ出てほしい気持ちと、無理せず負傷を完治してほしい気持ちが入り混じった複雑な状態」
「万全の久保を待ってます」
「ファンの願いはタケがこれからもずっと第一線で元気に活躍を続けてくれること」

「無理をしないでほしい」という声や、ラ・リーガのレフェリングへのクレームが少なくない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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