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「日本の高校が神戦術を披露」11人の壁に対し、7人のキッカーが縦並び!選手権で話題の“珍しい間接FK”が中国で反響!「初めて見た」【2023総集編】

カテゴリ:高校・ユース・その他

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年12月29日

バックパスをGKがキャッチし間接FK

11人の壁を作る東山(赤)に対し、作戦を練る日体大柏(青)。写真:田中研治

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 今年も残すところあと3日となった。本稿では、2023年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、高校生が繰り出した驚きのセットプレーの記事を再掲する。

記事初掲載:2023年1月6日

―――◆――◆―――

 高校サッカー選手権の中で生まれた“珍しいプレー”が、中国でも反響を呼んでいる。

 1月4日に浦和駒場スタジアムで行なわれた準々決勝、東山(京都)が日体大柏(千葉)をPK戦の末に破った一戦だった。スコアレスで迎えた後半35分、東山のGKが味方の蹴ったボールをクリアと判断してキャッチ。しかし、バックパスと判定され、ペナルティエリア内のペナルティスポットよりゴールに近い位置で日体大柏に間接FKが与えられた。

 11人全員がゴールライン上に立つ東山に対し、日体大柏は誰が蹴るのかを迷わせるため、7人が縦に並んで次々に走る形を採用。1、2人目はボールをまたぎ、3人目のMF植木笙悟がわずかに触って後ろにパスを出し、4人目の主砲オウイエ・ウイリアムが左足でシュートを放ったが、相手にブロックされた。

【動画】「これは珍しい!」など中国で反響! 海外でも話題を呼んでいる日体大柏の珍しい間接FK
 
 このプレーを取り上げた中国のウェブサイト『懂球帝』は「日本の高校選手権で神戦術が披露、ペナルティエリアでのフリーキックは無得点」と伝えた。

 また、中国のサッカーファンからは「これは珍しい!」「こんなシーン初めて見た」「ペナルティエリア内でのFKを見たのは何年ぶりだろう」「もっと高く蹴ったらよかったのに」といった声があがっている。

 日本の高校生のアイデアに驚嘆したファンも少なくなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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